舞台は中国風の架空の国、彩雲国。名門だが貧しい紅家の娘秀麗は、幼いころの動乱の記憶から「人を助けることのできる」官吏になりたいと願っていますが、女性は登用試験を受けることすらできません。ある日、即位間もない新王の教育係を引き受けることになり、それをきっかけに、官吏登用試験への道が開かれて行きます。秀麗と新王、その兄との恋模様や、秀麗と共に官吏を目指す同期生との友情など、親しみやすいストーリーに、宮廷での権力闘争や豪族の暗躍がからみ、絢爛豪華な宮廷浪漫が繰り広げられます。第1シリーズは、主人公の少女秀麗が新王の教育係として後宮に入り、持ち前の明るさで若き王を立ち直らせ、さらに自分の夢をかなえ、史上初の女性官吏となって数々の苦難を乗り越える姿を描いています。第2シリーズでは、秀麗が中央から離れた茶州に赴任し、新米官吏として奮闘する物語を中心に、彩雲国に影を落とす異能の一族縹(ひょう)家の陰謀に巻き込まれ、挫折や別れを経験しつつも、国王を支えるまでに成長する姿を描いていきます。
風のヒーローと炎のヒロインが出会う時。誰も見た事のない衝撃が、日本列島を吹き荒れる!天をつく超高層ホテルを真っ二つ!すべてを焼き尽くす炎と、空気分子をも斬り裂く風の激突!だが、これは異世界の物語ではなく、我々と同じ世界で女子高生が繰り広げる戦いなのだ―。炎のツンデレ女子高生・神凪綾乃 16歳 見参!整った顔立ちと、美しい長髪が見目麗しい聖陵学園のマドンナ、神凪綾乃。カラオケボックスとケーキバイキングが好きな、どこにでもいる女子高生。だが、彼女には秘密があった。彼女は、古より日本を陰から支えてきた神凪一族・宗主の一人娘にして、神剣・炎雷覇(えんらいは)を操り妖魔を焼滅させる一族屈指の≪炎術師≫なのだ。そんな綾乃と、一族に伝わる神剣・炎雷覇(えんらいは)の継承権をかけて対決し、負かされた青年・八神和麻。12歳の少女に敗北した事により、一族から追放され行方知れずになっていた和麻が、四年ぶりに帰ってきた・・・。ハリウッド・メジャーの大作アクションをしのぐバトル&バイオレンス描写で『テレビアニメ化は不可能』と言われてきた人気ライトノベル『風のスティグマ』。クールなダークヒーロー・和麻と、表情豊かな百面相を見せるツンデレ娘・綾乃の掛け合いも人気を呼んでいる。本編6作、外伝2作が刊行中の人気ライトノベルが、最新のヴィジュアルエフェクツと、実力派スタッフ&キャストにより待望のテレビアニメ化。地・水・火・風の四大精霊たちの力を借り、凄まじい力を顕現させる≪炎術師≫≪風術師≫≪地術師≫≪水術師≫たち。本来は目に見えない『風』と、定まった形を持たない『炎』。その激突を驚異の表現力を駆使し、テレビアニメの枠を超えたスケールで描く。自由なる風、すべてを見通し、気高き炎、すべてを浄化す。炎風渦巻くエレメンタル・バトル・アクション、ここに開幕!
ある日、東方院行人は、父親とのケンカをキッカケに、勢いで家出をしてしまった。船に乗り込んだまでは良かったが、うっかり船から転落。100年に一度級の大嵐に遭い、数日間の漂流の末、ここ"藍蘭島"に辿り着いた。でも、この島、ちょっとヘン。・・・というのも、この藍蘭島は、女の子だけの島だった!!行人を待ち受けていた、うらやましすぎる(?)運命。―これは、島で唯一の少年のハプニングだらけの記録である。
『夢幻大陸エンディアス記』。不思議な風がその本のページをめくり、咲くはずのない古木の桜が満開になった日、異世界への扉は開かれた―――――。行方不明になった仲間を探す秋月蒼真が迷い込んだのは、獣人やエルフが住み、モンスターが徘徊するファンタジーな世界。この世界で蒼真は、想いが通じ合った相手の心を“心剣”という結晶体にして操る“心剣士(ソウルブレイダー)”としての力を手に入れる。伝説に謳われる心剣士であることで、リーベリア地方三国のうちのひとつ獣人の国・セイランへと招かれた蒼真だったが、いつしか陰謀渦巻く国家同士の争いに巻き込まれ、心剣を手に戦うことを余儀なくされてしまう。しかし戦乱の最前線で蒼真が出会った敵国の心剣士、それはかつての親友の姿だった―――――。 “想い”を剣にしてぶつけ合う少年たちの友情を描く、心にふれるファンタジー。
「黄金の種族」の呼びかけに各種族は応え、宇宙への進出を果たした。最後に進出を果たした人類は「鉄の種族」と呼ばれた。時は流れ、人類は「銀の種族」らの脅威にさらされ、存亡の危機を迎えていた。人類存続をかけて旅立った王女・ディアネイラは、エイジと出会う。そして、この出会いが宇宙の運命を変えてゆく…。
これは2人の若人の恋のお話。しかし、恋と呼ぶにはあまりに過酷で切ないお話。舞台は空中浮遊都市ネオ・ヴェローナ。キャピュレット家統治の下、神秘の力の恩恵に恵まれ栄華を誇ったこの場所は、14年前、モンタギュー家の反乱により、その平和は過去のものとなる。暴君による悪政が敷かれ、貧富の差は明白。木々は枯れ、大地は乾き、水はよどみ、空は深い濃霧に包まれた。キャピュレット王家の血を引きし、ただ一人の生き残りである少女…… ジュリエット両親のカタキ …… 独裁者の後継ロミオ残酷な運命は2人を引き合わせ、恋に落ちる。
小泉リサと大谷敦士は、クラスでも有名なオール阪神・巨人。いや、本当の漫才コンビではなく、二人がいがみ合っている姿が周囲からは漫才にしか見えないのです。でも、高校一年のクリスマス。ひとりぼっちのリサを慰めに走ってきた大谷。そんな彼の優しさに、リサは「例えオール阪神・巨人でも、何かが生まれたりすることもあるかもしれん」と、大谷への感情に微かな変化を感じます。大谷の一言一言に翻弄されながら、リサの淡い気持ちは確実に恋愛感情へと変わってゆきます。高校2年の文化祭で、鈍い大谷にもようやくリサの気持ちが伝わります。大谷はどんな返事を返してくれるのでしょうか? 高校3年の卒業式で、二人の恋はどんな結末をむかえているのでしょうか?
大気汚染、自然破壊……地下には毒素がたまり、海からは魚影が消えた地球。人類は死にゆく地球を守るため、なりふり構わぬ手段を尽くす「S.D(スペリオルドミナント)時代」に入った。樹立された「特殊政府体制」――それは完全な生命管理の社会であった。コンピューター管理社会の中で、整然と悩むことなく生きる人間達。その一方で、体制の中でつまはじきにされた、特殊な能力を持つ者たち「ミュウ」の存在があった。かれらは体制を揺らがせる存在として、見つかり次第抹殺された。彼らは政府の目から逃れ、息を潜めて考える。自分達は何者なのか。何のために存在するのか。地球システムの真意とは何なのか。自分達をひたすらに退ける人間達に、自分達の存在を認めてもらいたい。そして、故郷・地球の土を踏みしめたい……。その強い想いから、彼らの地球を目指す旅が始まる 。
みなさんの回りで不思議で奇妙なことが起きたら、それは妖怪の仕業に違いありません。たいていの場合妖怪がやるのは人を脅かしたり、人にいたずらしたりする程度です。でも気をつけてください。妖怪は僕たちのように人間に理解がある奴らとは限りませんから。人を狙い、襲う妖怪たちも多いんです。そんなやつらにあったら大変。人間の力なんかではとてもたちうちできるものじゃありません。妖怪って凄いんです。実をいうと、人間の味方をして妖怪が絡む事件を解決できたり、悪い妖怪をやっつけることができるのは僕、ゲゲゲの鬼太郎とその仲間たちだけなんです。だから怖いことがおきてしまったら、僕の名前をよんでください!僕の父さん、ネコ娘、砂かけばばあに子泣きじじいたちとともにみんなを怖い妖怪たちから守りつづけます。今度はあなたのところに、僕、ゲゲゲの鬼太郎たちが現れます!
あらすじがありません。