実家の定食屋「食事処ゆきひら」で料理の腕を磨いていた幸平創真は、父親の勧めで超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学。ライバルとの食戟、仲間との研鑽を重ね、料理人として徐々に成長を続けていた。時が経ち、2年生に進級した創真はついに学園の頂点、遠月十傑評議会“第一席”の座へと、のぼりつめたのだった――。そんななか、世界的な料理コンクール「THE BLUE」の招待状が遠月学園へと届く。「THE BLUE」とは、若手料理人たちが名声を懸け競う正統派な美食大会――しかし、今回は従来とは趣向が異なり、常軌を逸したお題ばかり!?新たなライバルが現れ、波乱の予感が漂う「THE BLUE」の行方は……!?次代の料理界の担い手を決める食戟が、幕を開ける!
超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学した幸平創真は、仲間たちとともに日々研鑽の日々を過ごしていた。しかし、薙切薊が新総帥の座に就いたことで状況が一変。自由な活動を抑制されてしまった創真たちは、窮地を脱するために新遠月十傑との連隊食戟を開始!初戦に圧勝した反逆者チームは、勢いもそのままに新遠月十傑との2nd BOUTに挑む!!
実家の定食屋「ゆきひら」を手伝いながら料理の腕を磨いてきた幸平創真は、超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」へと入学する。創真は学園で様々な料理人たちと出会い、成長を続けるなかで「自分だけの料理」を模索し始めていた。実際の料理の現場へ赴き実戦を学ぶカリキュラム「実地研修(スタジエール)」でさらなる経験を積んだ創真は、“これまでの自分(ゆきひら)”を破ることで、新たな“「ゆきひら」の料理”へと辿り着く。実地研修の課題もクリアし、また一つ成長を遂げたのだった。実地研修を終え、食戟でさらなる研鑽を重ねる日々を送る創真は「紅葉狩り会」の場で、ついに相見えた学園の頂点、遠月十傑にも勝負を挑む。創真が十傑と勝負するために目をつけたのは、遠月恒例行事である学園祭――その名も「月饗祭」。毎年50万人が訪れる怪物イベントで、彼は何を起こすのか!?一方、その裏ではある人物による計画が動き始め――?創真の新たな戦いが幕を開ける!
実家の下町の定食屋「ゆきひら」を手伝う日々を送っていた幸平創真は、中学校卒業と同時に、ある料理学校への編入を父・城一郎に薦められる。それは日本屈指の料理学校「遠月茶寮料理學園」……卒業到達率10%以下の超エリート校だった。厳しい試験、脱落者続出の地獄の宿泊研修、退学を賭けた食戟。様々な試練を乗り越え、料理の腕を磨いていく創真。同じ志を持つ仲間や、同世代の実力者たちと出会い、一人の人間としても確実に成長を続けていた。――そして迎えた秋。一年生の中でも選ばれた者しか出場を許されない遠月伝統「秋の選抜」、その出場切符を創真は手にする。「秋の選抜」予選のお題は“カレー料理”。優勝候補でスパイスの使い手、葉山アキラの作るカレーにスパイスの奥深さを知った創真は葉山の宣戦布告に受けて立つべく、スパイスと格闘。予選当日の朝まで試行錯誤して調理に臨み、葉山と同じ“香りの爆弾”という発想に行き着いたが、結果は葉山94点、創真93点と僅差で葉山が一位に。葉山に敗れはしたものの、見事に本戦出場を決めた創真。悔しさを滲ませながらも、さらに強くなることを心に誓い、かくして迎える「秋の選抜」本戦。トーナメントに肩を並べたのは、創真、恵、タクミ、緋沙子、アリス、黒木場、葉山、美作、の8名。次なる創真の相手は……!?そして、てっぺんを取るのは……!?