それでも人は己に言い続けなければならない考えろと―――油泥海に囲まれた小さな島、尖端島(せんたんとう)。70年前の戦争で南大陸自由圏に吸収されたこの島で、アキユキは母と二人暮し。父親は現在別居中で、小さな診療所を一人で営んでいる。ある日、アキユキは親友のハルやフルイチと通学中、共に爆破事件に巻き込まれる。爆発によって生まれた謎の光を腕に受け、アキユキはザムドと呼ばれるバケモノに変身してしまう。自我を失い、暴走するザムドの元に現れたのは、赤い髪をした異国の少女、ナキアミだった・・・・・・。ナキアミはザムドの暴走を止め、国際郵便船ザンバニ号へとアキユキを連れ帰る。ザムドの力を制御できるようになることと、いつか尖端島に戻ることを目的に、アキユキはザンバニ号の仲間と世界を巡っていくのだった。
未来を掴む、この音楽で―近未来。飽和状態となったHIPHOPカルチャーから新たなムーブメント“幻影ライブ“が誕生。アーティスト達は“ファントメタル”と呼ばれる金属を含むアクセサリーと自身のDNAとを化学反応させることで感情とリンクした幻影を創り出し、華麗なステ―ジで若者達を熱狂させていた。そんな中、それぞれの音楽ジャンルで人気トップを走る「BAE」「The Cat’s Whiskers」「cozmez」「悪漢奴等」に、伝説のクラブ“CLUB paradox”で開催されるという謎の大会『Paradox Live』への招待状が届く。様々な理由を胸にバトルへの参加を決める4チームだったが、『Paradox Live』開催の裏には、想像もつかない巨大な思惑が隠されていた・・・光と闇が渦巻く幻影ステージバトルが今、幕を開ける―!
アクエリオンのかつての激戦から1万2千年後―― 次元ゲートを超えた「異次元」からのアブダクターが人間を拉致し、その襲来に人々はおびえて暮らしていた。これに対抗できるのは「アクエリア」と呼ばれる合体兵器のみ。構成する3機のベクターマシンに乗り込むのは、学園「ネオ・ディーバ」に集められた若きエレメント候補生たちである。だが学園の男女間は恋愛できないよう障壁で隔てられ、男女間の合体もかたく禁止されていた。ある日、エレメント能力を隠して孤独に生きてきた少年アマタは、少女ミコノと運命の出逢いをはたす。危機を目前にして彼女を抱いたままベクターマシンに乗りこんだアマタは、無意識に叫んだ!――永らく禁じられた、その言葉を・・・。その真の姿が明らかになったとき、敵味方のすべてが変わり始める。恋愛禁止、男女合体禁止の状況で、《終わりを抱いた神話》が、いまここに起動する!
涼花が昼寝から目を覚ますと、「絶対にマンションから出るな」という母からのメッセージが......。 知らぬ間に、どうやらマンションは誰も入ることのできない監禁区域になっていた。主人公の女子高生‧涼花は、封鎖されたマンションから脱出するため、謎の未確認生命体X(サイ) と対峙することに。 ループする絶望の中で活路を見出し、涼花は無事家族のもとへ帰れるのか......!?
2024年、世界は崩壊した― 廃墟となった日本の地には異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。中野で便利屋を営むキルコは、『この子を“天国”に連れて行って―』そう言い残し息を引き取った謎の女性に、少年・マルを託される。彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが…
あるとき、宇宙のかなたで『小惑星クマリア』が爆発。こなごなになったクマリアが流星群になって地球に降り注ぐと、何故か地球上の『クマ(熊)』が一斉に決起し、人類に襲いかかった!『ヒトVS クマ』クマはヒトを食べ、ヒトはクマを撃ち、果てのない戦いと憎しみの連鎖。やがて、ヒトとクマの間には巨大な『断絶の壁』が築かれ、互いに不可侵な状態となった…。ヒトの世界。ある朝、嵐が丘学園の生徒、椿輝紅羽(つばき くれは)と 泉乃純花(いずみの すみか)は二人きりで花壇に咲いた「百合の花」を見ていた。二人は『友だち』であり【 恋人 】。花壇は二人にとって大切な場所なのだ。見つめ合う二人。そのとき【クマ警報】がけたたましく鳴る!クマがヒトの世界に侵入し、ヒトが襲われたのだ!そのクマは果たして…?謎が謎を呼ぶ怒涛の連続!『ユリ熊嵐』が華麗に開幕!
現在、地球には数百種類の異星人が行き交い生活している……。友好的な種族、好戦的な種族、研究目的から犯罪まで、多種多様な性格の異星人が奇妙なバランスを保ちつつ混在している……そのことに気づいていないのは地球人だけなのだ…そして、また一人、地球にとんでもない男がやってきた…彼は宇宙一の天才的な頭脳の持ち主。しかし、性格に大きな問題があり、暇になると退屈しのぎにいつもトラブルを巻き起こす。高校球児・小学生・王女様……国籍・職業・年齢・性別・宇宙人・周囲の者すべてを巻き込んだ彼の計画とはいったい…?『常に最悪のケースを想定しろ!やつは必ずその少し斜め上をいく!』
大人気のゲーム「428~封鎖された渋谷で~」(スパイク・チュンソフト)原作。原案TYPE-MOON、アニメ制作P.A. WORKSの豪華プロジェクトでおくる、ノンストップ“共感覚”TVアニメーション! 魔都・上海を舞台に、ウィルスの脅威の影で少女カナンを中心に交錯する人々の運命を描く。
玄野計は、ちょっと斜に構えていて無気力、女の子の事位しか考えていない16歳の高校生。ある日、地下鉄のホームで小学校時代の同級生・加藤勝が、線路に落ちた男を助けようとする現場に遭遇し、そのまま加藤とともに電車ではねられる。即死…と思われた二人は、瞬時にしてマンションの一室に移動する。そこには巨大な黒い球体と、玄野たちと同様に「死んだはずの」人間が集まっていた。「ガンツ」と呼ばれる球体は、玄野たちに武器を与え、宇宙人と戦うというミッションを課せるのだった。宇宙人の正体、この世界の謎、明らかにオーバーテクノロジーな武器、他の人間に姿が見えない事、消えた自分たちの死体……。そして、全てが謎の玉「ガンツ」とは……?
リンガリンド。その地は、壁に囲まれた世界。壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。壁は神――それがその大地、リンガリンドの根幹である。ある日、リンガリンド辺境の地「エッジャ村」に謎の男「バック・アロウ」が現れる。アロウは記憶を失っているが、自分が「"壁の外"からやってきた」ことだけはわかると言う。記憶を取り戻すために壁の外を目指すアロウだったが次第に、自身をめぐる争いに巻き込まれていく――