相反する二人が出会った。呪われた者として忌み嫌われ、生きる意味を見失っている『複写眼』保持者、ライナ・リュート。王家の血を引きながら、母が平民であるがゆえに蔑まれてきた、シオン・アスタール。二人は出合い、そしてこの腐った国を変えたいと、望んだ。そして革命の末、ローランド帝国王に即位したシオンは、ライナに彼が獄中で書いたレポートを元に、その鍵となる『勇者の遺物』探しを命じ、剣の一族であるエリス家の娘、フェリス・エリスをお目付け役として同行させる。超絶面倒くさがりで万年無気力のライナと、超絶美人で傍若無人なだんご至上主義のフェリス、どこから見ても相性の悪い二人だが、各国を跨いで『勇者の遺物』を捜す旅の中で次第にお互いを無二の相棒として認め合っていく。ローランド帝国で二人の動向を見守るシオンもまた、いまだ残る貴族との内部確執、そして他国との争いの予感に王として苦悩しつつも奮闘していく。だが徐々に、二人の思いはすれ違っていく。ライナたちがかつて夢見た『みんなが笑って、昼寝だけしていればいいような世界』を作ることができるのだろうか……?
主人公・陳俊は、ただただ平凡な暮らしを望むエセオタクだが、ひょんなことから多元宇宙帝国の皇帝になるハメになった。ただ普通の人間でいることを望む陳俊だったが、帝国にいる1.2メートルの女将軍パンドラも、異能局の姉の林雪も、帝国の女帝サンドラも、皆その意見に反対。幼なじみの許浅浅までも、「あなたは皇帝にならなければならない」と言った。陳俊は仕方なく、平日は世界を救い、休日はゲームに興じるという、なんとも忙しい生活を送ることになった…
「頼んだぜ、アンちゃん。」帝の崩御から始まったヤマトの動乱。ヤマトの皇女・アンジュの毒殺未遂の嫌疑から追われる身となった右近衛大将・オシュトル。彼は戦いの末、仮面<アクルカ>の力を使い果たし、肉体と魂は世界の一部と化した。その別れ際、友であるハクにアンジュとネコネの未来を託す。オシュトルから仮面と意思を託されたハクは、ハクとしての人生を捨て、正体を偽り、仮面とともにオシュトルとして生きることを選んだ。そしてエンナカムイに逃れ、回復の兆しを見せたアンジュは、父である帝が残した皇女の地位を取り戻したいと立ち上がる。一方、ヤマトでは混乱に乗じて、八柱将であるライコウが偽の皇女を擁立し、国を掌握しようとしていた。やがてヤマト軍の侵攻は、本物の皇女を排除すべくエンナカムイへも及び……。ヤマト全土を巻き込む戦乱が、幕を開ける。「うたわれるもの」シリーズ最終章。全ての謎が、今解き明かされる。
世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられるーー「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。
真っ赤なヒーロー、異世界に立つ! 世界征服を企む悪の組織《秘密結社ゼツエンダー》。その野望に立ち向かう、絆で結ばれた5人の戦士たちがいた。そのヒーローの名は、《絆創戦隊キズナファイブ》!!キズナファイブの5人は、遂にゼツエンダーとの最終決戦へ。壮絶な戦いの中で傷付いていく仲間たち。4人の想いを背に、《キズナレッド》は単身《絶縁王》へと挑む。激戦の果てに敵と相打ちになるキズナレッド。命を落とした―――かに思われたのだが、気が付くとそこは《未知の世界》だった!異世界でも困った人々を救うため、真っ赤なヒーローは冒険者となり今日も戦う!《異世界×戦隊ヒーロー》でおくる、絆の最強英雄譚!!
ハーレム王に俺はなるっ! 私立駒王学園に通うバカでスケベな男子高校生イッセーこと兵藤一誠は、その身に強大な神器(セイクリッド・ギア)を宿していたがために命を奪われてしまうが、学園一の美少女にして、憧れの先輩であったリアス・グレモリーの手によって、悪魔として転生を果たす。しかしその代償はリアスの下僕悪魔として生きることだった! エロいけど、ポジティブで真っ直ぐな一誠が、ご主人様にして上級悪魔のリアスとその眷属の美少女悪魔たちに囲まれながら、いつの日か自らも上級悪魔となり、ハーレムを築くという夢を叶えるため、様々な敵を打ち倒していく努力と友情と熱血の学園バトルエンターテインメント!
魔王を倒す勇者を募るというお触れを見た勇者マニアの父と母によって、半ば強制的に旅に出されたジミナ村の少年ニケ。村のしきたりに従って、村外れに住む魔法オババの元を訪ねたニケは、そこで不思議な魔法グルグルを使う少女ククリを託される。オババの話によれば、彼女はミグミグ族というグルグルを使うことのできる一族の最後の末裔で、いずれ現れる勇者を待ち続けていたのだという。
「お前の罪…それはお前の存在そのものだ」ベザリウス家次期当主のオズは成人の儀の最中、突如として現れた「アヴィスの使者」によって二度と出られないという永遠の監獄、異世界アヴィスへと堕とされてしまった。「お前という人間を待っていた――」目の前に現れた謎の少女アリスは、オズに問う。「目的は一緒だろう? ならば共に手を合わせようじゃないか――」 オズの罪とは何か? アリスの目的とは? 今、運命の歯車が回り出す――!
元気で軽快なストーリー、思わず笑っちゃう名ゼリフの数々、美形ばかりの登場人物、そして勧善懲悪のカタルシス――そんな中で「自分の正義」を掘り下げ、周囲の人々を巻き込んで着実に成長していく主人公・魔王ユーリ。彼はどんな大事件も柔軟な思考と持ち前の陽気さで次々とクリアしていきます。ユーリと一緒に笑ったりドキドキしたりしながら、エピソードの中ではいつもホロリとせつなくなる場面が、最高に気持ちのいいハイテンション・ファンタジーです!
清らかな乙女にのみ許された特権、精霊契約。元素精霊界(アストラル・ゼロ)より精霊を召喚し、その力を自在に使役する姫巫女たちを人々は精霊使いと呼んだ。男にして唯一その特権を有するカゼハヤ・カミトは、過去の因縁から、精霊使いとして訓練を積む姫巫女たちが集められたアレイシア精霊学院へとやってくる。そこで告げられたのは学院に編入し、姫巫女たちとチームを組んで、最強の精霊使いを決める《精霊剣舞祭(ブレイドダンス)》に出場し、優勝すること。優勝すればどんな願いも一つだけ叶えられるという《精霊剣舞祭(ブレイドダンス)》を巡り、それぞれの願いを胸に秘めた姫巫女たちと過去に抗う一人の少年の運命の物語が動き出す。