前回の大会を経て、更に絆を深めた遙、真琴、渚、怜。いつもと変わらない日常の中、それぞれの成長した姿を見せていた。一方、凛は過去の自分を乗り越えて自分の夢へと走り出し、そして新たな仲間と共に最高のチームを作ることを目指す。岩鳶と鮫柄、仲間と水泳……そして彼らの未来。彼らは自分自身と向き合い、それぞれの思いを胸に秘めながら、新たな夏を迎える――。
普通の学校生活を送り、普通のクラスに属し、普通に恋をし、意を決して告白する……そんな至極まっとうな青春を謳歌していた篠崎遥。だが恋をした相手だけが『普通』ではなかった――。溢れかえる下世話なワードの数々! あからさまに湧き出るエキサイトな性知識!だが、すべては健やかで円満な恋人であるため――そう、これは紛うことなき純愛の物語!
新学期――それは新しい出会いの季節。見渡せばカップルだらけの教室で羽柴ジュンイチは苦悩する。「何故、俺はまだDT(ドーテイ)なんだ!?」悲願のDT卒業のためにはギャルに土下座で頼み込むのが近道と、友人から聞いたジュンイチは、同じクラスのギャル・八女ゆかなに土下座で告白!!結果、ゆかなの返事はまさかのOK!? はたしてジュンイチの運命は??
大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている”リクオ”。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女―“ハル”が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子”が東京に戻ってきたことを知る。
隣人部――そこでは『友達作り』を目的に、友達がいない残念な少年少女たちが残念な活動を繰り広げている。夏の終わりに三日月夜空に関するちょっとした事件が起きたものの、それからも隣人部では相変わらずの日々が続いていた。おかしなシスターや生徒会役員といった新しい顔ぶれも登場し、ますます賑やかになっていく羽瀬川小鷹の日常。みんなで遊園地に行ったりゲームをしたり誕生日パーティーをしたり、リア充スクールライフの代表イベントである『学園祭』にも果敢に挑戦するなか、隣人部内の人間関係にも大きな変化がおとずれる……。残念系青春ラブコメディ、NEXTステージ開幕!!
10年前、鍵を持った女の子と「再会したら結婚する」という約束を交わし、鍵穴のついたペンダントを肌身離さず持ち続ける少年・一条楽。普通で平凡な高校生活を送っていたはずが、転校生・桐崎千棘の登場で生活は一変! 相性最悪な出会いだったが、2人は親同士の都合で恋人のフリをすることに。そんな中、楽が想いを寄せる同級生・小野寺小咲が、10年前に男の子からもらった鍵を持っていることが明らかに。もしかしたらあの子は小咲かもしれない!……と思ったら、なんと千棘も10年前の初恋の思い出だという鍵を持っていた!? さらには自ら許嫁だと名乗る橘万里花も鍵を持って現れて…!?千棘を守るヒットマンの鶫誠士郎や、小咲の妹・春も加わり、ちぐはぐな恋物語のこれからは一体どうなる!?
家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。閑散とした町並み、寂れた商店街、若者たちの集まる大型ショッピングモール……。穏やかな時間の流れる田舎町で八十神高校の新しいクラスメイト達と過ごす生活が始まる。しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見される。町を覆う原因不明の霧と、若者達の間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。雨の夜の午前0時、消えているテレビをひとりで見ていると画面に映るという自分ではない別の誰かの正体とは……。個性豊かな友人たちと過ごす日々の中、徐々に迫りくる異変は、果たして何をもたらすのか――?
ライトノベル作家を目指す高校生・永見祐には、涼花という妹がいる。涼花は才色兼備の優等生だが、兄には厳しくどこか冷たかった。ある日、ラノベ大賞では万年一次選考落ちの祐に衝撃の事実が明かされる。涼花が書いた“兄妹イチャイチャラブコメ”がラノベ大賞を受賞したというのだ!しかも、ラノベや萌えが実は全く分からないという涼花の頼みで、なぜか祐が代理の作家・永遠野誓(とわのちかい)として活動することに! 不本意ながらも作家デビューを果たした祐は、個性的な業界関係者たちに揉まれながら、妹のために永遠野誓として奮闘していく。そして、お兄ちゃんラブな雰囲気は微塵も見せていなかった涼花が……!?
漫画のようなハーレム状態に憧れる演劇部の先輩「北浜瑛二」と密かに想いを寄せる先輩の前だと、つい“キャラ”を演じてしまう「七倉 凛」。ツンデレちゃんに、小悪魔ちゃん、甘えんぼちゃん、クールちゃん、おしとやかちゃん。演じるキャラが増えれば増えるほど、抑えきれなくなる先輩への想い。ちょっとバカでかなり鈍感な瑛二に、七倉は、ありのままの自分で、想いを伝えられる日は来るのか…?
この作品は『とある事情でしばらく離れ離れになっていたものの、ゆえあって再び一つ屋根の下で暮らすようになったふたりの兄妹が、特に波乱もない平和な日常をのんべんだらりと送っていく様子を、これといった起承転結もなくつづっていくだけの単調な物語』のはずだったが…、主人公・姫小路秋人が6年ぶりに再会した双子の妹・姫小路秋子は極度のブラコンになっており、兄に対して恋愛感情を抱いてしまっていた。 更に転校先の聖リリアナ学園では、生徒会長の二階堂嵐、生徒会副会長の那須原アナスタシア、秋人の友人で京都から追っかけてきた猿渡銀兵衛春臣と、一癖も二癖もあるメンバーも集まり、気付いたらみんな一つ屋根の下で暮らすことに…。 秋人の望んでいた『平凡な日々』はあらぬ方向に進んで行ってしまうことになるのであった。