フェルナーク大陸の南方に位置する辺境にもかかわらず、5つの小国がひしめき合い、小競り合いの絶えないクレボーン島。その中で最も小さく最も平和なベイル王国の…つまり辺境の中の辺境にある小さな村で慎ましく暮らす少女ニコラ。日課の薪拾いの最中に彼女の前に現れたのは、はるか山奥に住むはずの巨大なドラゴン。まさに村が襲われようというその時、駆けつけたのは、極秘に組織された調査隊“王の探求者(キングス・シーカー)“の一員を名乗るハガという男。繰り返される平穏な毎日の中で飽きることも知らなかったニコラは、ハガに憧れ、自ら外の世界へと踏み出すことを望む。そして、彼女はこの世界の本当の姿を知ることになる。
“シブヤ”の街を駆け巡り、7日間の「死神ゲーム」を生き残れ!!シブヤのスクランブル交差点で目を覚ました主人公・ネク。そこは現実のシブヤと重なりあう異なる次元 “UG(アンダーグラウンド)” だった。訳が分からないまま「死神ゲーム」の参加者になっていたネクは、同じゲームの参加者である少女・シキと出会い、“パートナー”として契約。理不尽に課せられる“ミッション”や襲いかかってくるバケモノ“ノイズ”に立ち向かいながら、「死神ゲーム」と自分の記憶に隠された真相に迫っていく。『生き残れるのは、パートナーを信頼できた奴だけだ。』
すべての過去を失った少女・夕叢霧香と、ヨーロッパの暗黒街を舞台に「裏の仕事」に生きる仕事人・ミレイユ・ブーケ。とある事件がきっかけで二人はコンビを組み、裏社会の仕事人として仕事を始めることになる。ユニットの名は「ノワール」。失った過去を取り戻す霧香の戦いが、家族の復讐を誓うミレイユの戦いが、今、始まる。
全ての命の源-グラン・レイク。その聖なる湖で、連邦とトゥラン王国が砲撃戦を開始する。圧倒的な艦隊戦力で全世界の制圧を目指す連邦を前に、壊滅寸前に陥るトゥラン。逃げ場のないトゥランの王女たちが見たのは、小型ヴァンシップ“ヴェスパ”に乗った空族の少女・ファムだった。「これより貴殿の旗艦を、この戦場より盗み出さん!」対空砲火が飛び交う中、ファムのヴェスパは大空を舞う。侵略を続ける連邦総統ルスキニアの目的は?そして、謎の力「エグザイル」とは?今、激動の大航空冒険活劇が幕を開ける!!
「近年急増する凶悪犯罪。その犯人検挙及び全容解明のため、科学警察研究所・法医第九研究室はMRI捜査を開始した。…取り出された犠牲者の脳から見えてきた映像は被疑者だけでなく、本人のあらゆる記憶をさらけ出していた…」
1発で戦艦を沈めるほどの絶大な威力を持った新兵器“ケイバーライト爆弾”。共和国は王国よりも先んじて開発に成功したものの、実用化された3発を何者かによって盗みだされ、王国側に運び込まれてしまった。一方、王国では王位継承権第三位のリチャード王子が新大陸から帰国。王位継承権第一位のエドワード王子をはじめ、同二位のメアリー王女、四位のプリンセスと共に、ロンドンに王位継承権者が集うこととなった。若き王子の凱旋で賑わうロンドンだったが、帰国パレードの最中、リチャードは何者かによって狙撃されてしまう。混乱が始まる情勢で、コントロールからチーム白鳩に課せられた任務は、ケイバーライト爆弾とその制御装置の捜索と奪還。アンジェ、ドロシー、ちせは爆弾窃盗にかかわったとされる男の家に向かうこととなる…。奪われた共和国の新兵器の行方と、王室に迫る危機。不穏な空気が、アルビオン王国を覆い始める―――
とある惑星の「シティ」と呼ばれる架空の都市…そこは大ボス・ビッグダディ率いる「ミレニオン」という組織に牛耳られていた。貧困の中から「ミレニオン」に身を投じた二人の若者がいた。社交的で頭が切れ、野望に燃える男-ハリー・マクドウェル。寡黙で目立たないが、信念と行動力を持つ男-ブランドン・ヒート。幼い頃から親友同士だった二人はめきめきと頭角を現し、組織の新しい「顔」として知られるようになる。ある日、ハリーは敵対組織の進めていた秘密計画を知る。それは、最新技術で死人を「再生」し、無敵兵士として蘇らせるというものだった。ビッグダディは「神をも恐れぬ所業」として、計画の阻止を命ずるが、ハリーは独断で計画を横取りし、研究を続行させる。ビッグダディの願いを受け、ハリーの暴走を止めようとするブランドン。だが、ハリーはブランドンに「凄い秘密を手に入れた。ボスを殺して組織を乗っ取ろう」と誘いかける。拒絶するブランドンを、ハリーは射殺する。ハリーが実権を握った「ミレニオン」の暴走が始まる。病床にあるビッグダディには、もはやハリーを止めることはできない。「…これは許されざる行為だ。だが、過ちを正すにはこうするしかない」ビッグダディはブランドンに救出されたDr.Tの力を借りて死んだブランドンを「死人兵士」として蘇生させる…蘇った男の新たな名は-ビヨンド・ザ・グレイヴ。巨大な二挺拳銃と、武器を満載した棺桶を携えた人間兵器・グレイヴ。蘇るの後藤圭二。女子高生・生沢ルリ子は、異空間から膨大なエネルギーを呼びこむ門“ゲート”を管理するゲートキーパーの一人。地球防衛機構イージスに所属する彼女は、地球を襲う球体インベーダーと戦っていた。
戦争があった―。敵対するフロスト共和国との永きに渡る戦乱……。停戦が結ばれて三年の月日が流れたにもかかわらず、国民の困窮はいっこうに解消されてはいなかった。事態を憂慮した軍上層部は、飢餓、疫病、野盗化兵といった“戦災”からの復興を任務とする部隊 ― 陸軍情報部第3課を設立する。帝国の不穏な状況、貧者の反発にも屈せず、貴族の誇りにかけて復興を成し遂げようと日々奮闘するアリス少尉。そして、謎の極秘部隊への所属歴を持つ、驚異的な戦闘能力を有するオーランド伍長。心に深い傷を負う彼は、新たな環境下、仲間たちとの交流を通じて“戦災”と対峙し、自らの進むべき道を模索していく・・・。社会を覆う欺瞞と腐敗の分厚い皮を、切り裂き、中身を暴き出す―。ゆえに彼らは自らをこう名乗る。「パンプキン・シザーズ」と!
戦後まもなくの新宿に、一人の若者が流れてきた。その名は哲也。彼はとある雀荘で、凄腕の玄人(バイニン)・房州と出会う。房州は哲也が“天運”を持って生まれてきたことを見抜き、みずからの玄人技を伝授する。哲也は房州仕込みの玄人技を駆使し、名だたる強敵たちを相手に、過酷な勝負の世界を生き抜いていくことになる。そして、やがて“雀聖”と呼ばれる伝説の玄人へと成長してゆく…。
人気小説を原作した第2期シリーズ。幼なじみの少女、水無神操緒が幽霊としてとり憑いている高校生の夏目智春。朱浬に智春の兄からと手渡された銀色のトランクを開いたことで、機巧魔神(アスラ・マキーナ)である黒鐵の演操者(ハンドラー)となった智春。黒鐵を操り戦う智春や科學部の仲間たちの新たな戦いが始まる…。