前作「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続くシリーズ第2弾。草薙素子を始めとする公安9課は犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織である。招慰難民や核を巡る政治的謀略に立ち向かう中で9課は新たな敵である内閣情報庁、そして「個別の11人」と名乗るテロリストと対峙することになる。
池袋の街を巻き込んだ抗争から半年――。街は平穏を取り戻し、変わらぬ日常を過ごしていた。高校生は青春を謳歌し、池袋最凶は仕事に勤しみ、情報屋は新たな画策に心躍らせ、都市伝説・首なしライダーは街を駆っては白バイ警官に追われ……。しかしそこには非日常が紛れ込む。徐々に色を濃くしていく異分子達によって、街はさらなる混沌に陥っていき……。
鬼とヒトが共存する世界——2人の心が近づくたびに、鬼という存在が彼らの距離を引き離す。
二人を待ち受ける運命とは、そして「鬼」とは———。
2015年、渋谷。6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興した街に新設された私立高校『碧朋学園』(へきほうがくえん)に通う少年、宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた…。
刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく・・・。
「お前の罪…それはお前の存在そのものだ」ベザリウス家次期当主のオズは成人の儀の最中、突如として現れた「アヴィスの使者」によって二度と出られないという永遠の監獄、異世界アヴィスへと堕とされてしまった。「お前という人間を待っていた――」目の前に現れた謎の少女アリスは、オズに問う。「目的は一緒だろう? ならば共に手を合わせようじゃないか――」 オズの罪とは何か? アリスの目的とは? 今、運命の歯車が回り出す――!
孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才プログラマ・真賀田四季。四季に一目会いたいと、研究所を訪れた那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は、そこである事件に遭遇する。彼らが目にしたのは、誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。
池袋。そこには様々な策謀とそれに興じる人種が集う――。情報屋を襲った凶刃は余波を広げ、新たな騒動を生み出していく。“ダラーズ”と“ブルースクウェア” という二つの力を手にした少年は、理想を抱き粛清の道を歩む。親友を救おうともがく者、人気アイドルに忍び寄る狂気、街の裏側で暗躍を始める新たな勢力……。数多の事件と思惑が絡み合い、物語はさらなる混沌へと加速していく――!
主人公・有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。すべてにおいて活力を失ってしまった学生生活最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!「今夜10 時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには学園長と謎の転校生の姿も。瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる!
交わるはずのなかったふたつの運命。彼らが出会ったとき、世界は音を立てて崩れはじめる・・・・・・。『バッテリー』のあさのあつこが手がける近未来SF小説『NO.6』。“聖都市”の別名を持つ理想都市「NO.6」でエリートとして育てられた16歳の少年・紫苑(シオン)と、NO.6の外に広がるスラム地区「西ブロック」に住むミステリアスな少年・ネズミ。ふたりの出会いと成長、そして襲い来る過酷な運命を描いたこの作品が、実力派アニメーションスタジオ・ボンズによって完全アニメ化!監督に『機動戦士ガンダム00』(助監督)の長崎健司、シリーズ構成に『とある科学の超電磁砲』の水上清資を迎え、またキャラクター原案・コンセプトデザインに人気のイラストレーター、toi8を起用。骨太なストーリーと重厚な世界観はきっと観る者の心を掴んで離さない。