「いらっしゃいませ! ようこそ、洋食のねこやへ!!」アレッタとクロが働いている「洋食のねこや」は猫の絵が描かれた看板が目印。一見、日本のどこにでもある普通の食堂だが、7日に一度“特別営業”であるドヨウの日になると、異世界のあらゆる場所に扉がつながる。扉を通じて、今日も様々な“向こうの世界”の客がやってきて絶品の料理に舌つづみを打ち、帰っていく。この店に集う人々、料理との一期一会を描く物語。温かい出会いの扉が再びつながる。
若き行商人クラフト・ロレンスは、荷馬車を引く一頭の馬を相棒に、街から街へと商品を売り歩く日々を送っていた。ある日、黄金色の麦畑が広がる小さな村を訪れた彼は、耳と尻尾を有する美しい少女と出会う。「わっちの名前はホロ」自身を“賢狼”と呼ぶホロは、豊穣を司る狼の化身だった――。彼女の「遠く北にあるはずの故郷・ヨイツの森へ帰りたい」という望みを聞き、ロレンスとホロは北を目指す商売の旅の道連れとなる。だが行商人の旅には思いがけない波乱がつきもので……。孤独だった行商人と、孤独だった狼の化身を乗せた馬車が、今、騒がしく走り始める。
新たな脅威に立ち向かう界境防衛機関“ボーダー”の精鋭たち!未知なる力を持つ「近界民(ネイバー)」の襲撃に対抗すべく設立された界境防衛機関“ボーダー”。その末端に所属する三雲修は、偶然知り合った「近界民」空閑遊真と幼馴染である雨取千佳と共に三雲隊を結成、「近界(ネイバーフッド)」への遠征部隊加入を目指すべくボーダー内部のランク戦を勝ち抜こうと奮闘していた。そんな中、新たなに「近界」からの襲撃が予測されるという情報がもたらされる。最大級の軍事国家アフトクラトルによる第二次大規模侵攻の傷の癒えぬ三門市と市民の混乱を避けるためボーダーは迅悠一の予知をもとにA級を中心とした精鋭隊員による極秘迎撃態勢を整えようとしていた。「門(ゲート)」が上空に発現し、攻撃手(アタッカー)ランク1位の太刀川慶が動き出そうしたその瞬間、迅が捉えた未来はー!?
舞台は総人口230万人弱、東京西部の大部分を占める巨大な都市。その人口の約8割が学生ということから、『学園都市』と呼ばれていた。 学園都市の生徒達は、超能力を発現させるための特殊なカリキュラムが組まれていて、その能力によって、『無能力』(レベル0)から『超能力』(レベル5)までの6段階で査定されていた。 主人公・上条当麻(かみじょうとうま)は、学園都市の高校生だが、その評価は落第寸前の無能力(レベル0)。なぜなら彼の右手には、“異能の力ならなんでも打ち消す”『幻想殺し』(イマジンブレイカー)と呼ばれる能力が宿っていたからだ。夏休みに入ったばかりの日、彼の部屋に純白の修道服のシスターがいきなり空から降ってきた。その少女はこう言った。自分は“魔術”の世界から逃げてきた--と。 自らを『禁書目録』(インデックス)と名乗る彼女を追って、“魔術師”が現れる。“魔術師”の狙いは、インデックスの頭の中にあるという“10万3000冊”の“魔道書”だという。いやおうなく巻き込まれた戦いの中で、インデックスにかけられていた魔術をその右手で破壊し、その悲しい運命から解き放つことと引き換えに、自分の記憶を失ってしまう。 記憶を失っていることを知られないように日々を過ごす当麻だったが、その身に次々と事件が降りかかる。 学園都市の能力者第3位に位置する“エレクトロマスター”の御坂美琴を、その直面していた悲劇から救い出すために、学園都市第1位の“一方通行”(アクセラレーター)を倒すことになったり、世界規模で発生した大魔術“エンゼルフォール”を食い止めることになったり、“科学サイド”と“魔術サイド”の対決を画策する魔術師と対決することになるなど、科学と魔術の両方世界をまたいでその右手を使って事件を解決していく。 そして2学期が始まってすぐのある日、新たなる、そして更なる大きな事件に当麻は巻き込まれる。-“科学”と“魔術”が再び交差するとき、物語は始まる。-
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威を振るう銀河辺境の地。対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は、「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星々を駆けめぐり、ライブ活動を展開していた。一方、時を同じくして、「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」の可変戦闘機部隊が動き始め――。プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。
“神の力”を手に入れた人類の運命を3部作で描く壮大な物語。新たな映像世界を切り開く超弩級エンターテインメントが誕生。原作は、日本SF大賞を受賞した貴志祐介の長編小説。2008年に発表され、各賞・各書評で大絶賛を浴びるなど大きな注目を集めながら、そのイマジネーションに満ちた特異な世界観と圧倒的な広がりを見せる壮大なストーリーから「映像化不可能」とまで言われた空前絶後のエンターテインメント。
精霊――異世界より舞い降りし、謎に包まれた存在。かの存在は、空間震と呼ばれる凄惨な災害を伴って出現する。だが、精霊自身が持つ力は、そんな人知を超えた災害さえも比較にならない――。それまで、普通の高校生活を送っていた五河士道は、空間震の中心でひとりの美しい少女に出会う。望まぬ争いを強いられ、欲さぬ破壊を繰り返す彼女こそ、精霊と呼ばれる存在だった。彼女を苦しみから解放する方法。それは、武力をもって殲滅するか、もしくは――デートしてデレさせること!
異世界に君臨する魔王軍の四天王。その最後の一席に選ばれたのは……冴えないサラリーマン、ウチムラデンノスケだった!魔王軍からヘッドハンティングを受けたウチムラに用意されていたのは、役員レベルの好待遇——だが魔王軍の業務は、命がけの厳しいミッションの連続で……⁉特別な能力は何も無いウチムラは、この異世界の難題にサラリーマンの経験と知恵で立ち向かっていく!すべての働く人たちに贈る異世界転職譚!
馬車で各地を巡り、数々の物品を取り引きする行商人クラフト・ロレンスは、収穫祭に沸くパスロエの村を発つ道すがら、荷台に積んだ麦束に埋もれて眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい顔立ちで、自らを豊作を司る神“ホロ”だと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪ともとれる話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。ホロが本当に豊穣の狼神なのか疑いつつも、北の故郷へ帰りたいという彼女の言葉に絆され、ロレンスは共に旅することを了承する。そんな二人旅に思いがけない儲け話が持ち掛けられる。近い将来、ある国の銀貨が値上がりするというのだ。その儲け話のカラクリを探るべく、ロレンスは話に乗って事件へと巻き込まれていく。
“SHAMAN KING” それは、 森羅万象を司る星の王 。神や霊と交流できる「シャーマン」と呼ばれる者達が、500年に一度「シャーマンファイト」でその座を争う。そんなシャーマンの一人である少年・麻倉 葉の、シャーマンキングを目指す戦いが、2021年4月、完全新作TVアニメーションとして今、始まる。