惑星改造により生まれた水の惑星、「アクア」。その観光都市ネオ・ヴェネツィアで皆が憧れる職業は、ゴンドラを操りウンディーネと呼ばれる水先案内人です。15才の少女、水無灯里(みずなしあかり)はウンディーネになることを夢見て、マンホームからアクアにやって来ました。その灯里が日々修業に励むのは、誉も高い水の3大妖精のひとり、アリシア・フローレンスが経営する水先案内店「ARIAカンパニー」。姫屋の藍華や、オレンジぷらねっとのアリスと一緒に、悩んだりすることもあるけれど、プリマ・ウンディーネを目指してがんばっています。
山合いの風がよく吹く町、縁ヶ森町―。妖怪と人と神様が暮らすふしぎな日常の中で、それぞれの喜びや悩みを胸に日々を生きる、妖怪たちや人間たち。猫として20歳まで生きて、猫又に新生したぶちお。行方不明の父親を気にかけながらも、前向きに生きている人間のむつみ。代々この町を守っているカラス天狗のジロー。まったりほのぼのした田舎町の日常の中で起こる、ちょっとふしぎで優しい、繋がりの物語――。
ある夏の一番暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である“僕”の暮らしが始まった。彼女は、通っている短大の卒業を控え、就職活動に追われる毎日を送っている。いつも頑張っている彼女にとって、“僕”と過ごす時間は、互いにひと時の安らぎを感じられる、とても大切なものだった。しかし、家族のことや、友達のこと、将来のこと…いろいろなことがうまくいかず、彼女は次第に傷つき、立ち止まってしまいそうになる。それでも彼女は、背筋を伸ばし、今日も扉を開けて外の世界へと踏み出していく。そんな大好きな彼女のことを、“僕”はいつまでも見守っていたいと思っていた。
19世紀後半の仏蘭西(フランス)、巴里(パリ)――。近代化の流れに取り残された小さな商店街(パサージュ)、ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)に、ある日、小さな日本の少女が足を踏み入れました。少女の名前は湯音(ゆね)。長崎から一人、パリへ奉公にやってきたのです。全く違う異国の文化や慣習に戸惑う毎日。それでも一生懸命な湯音は、鉄工芸品店「ロアの看板店」で働きながら、若き店主のクロード、そしてパリの人々との温かな出会いを通じて、一つずつ、文化や言葉の違いを乗り越えていくのでした。優しい日差し差し込む、この時代遅れな商店街に迷い込んだ日本人形(ジャポネーズ)。いつか、ギャルリの家族になれるよう、湯音は今日も奉公に励みます…。
全人類がニャいた!?「次にくるマンガ大賞2023WEB マンガ部門2位」を受賞した話題のSNSマンガ、ついにTVアニメ化!ごく普通のサラリーマンだったのに、ある日突然、ねこに転生してしまったおじさん。人間の言葉も話せなくなり道端で困っていると、そこへ通りかかったのは、おじさんが勤めている会社の社長だった。厳しい性格で知られていた社長だったが、可愛らしいねこ(正体はおじさん)を目にしたとたん、態度が一変し…!?正体がバレないようふるまうおじさんと、ねこに「プンちゃん」と名付けて溺愛する社長の、愉快でシュールなハッピーライフがスタート!
引き取り手のない猫がいっぴき、またいっぴき…。子猫育児に病院通い、いたずらに笑った後は一緒に昼寝。里親探しをしてるうちに、情が移って自ら引き取り…。作者のネコだらけの生活ぶりに笑い、ねこ一匹一匹の個性に和み、そして「いのちの大切さ」を知る。“ハピハピ”ほっこり、そして、“ぎうぎう”な日々を、笑いと涙でつづります!