世界最高峰の探偵養成学校BLUEで天才と呼ばれながら、ある致命的な“欠陥”を抱え、探偵の資格を剥奪された鴨乃橋ロン。不遇の歳月を過ごした彼の運命は、警視庁捜査一課の一色都々丸――通称「トト」との出会いによって大きく変わる。謎を解くロンと、捜査に動くトト。難事件を次々と解決する二人は、次第に名コンビとなっていく。そんなロンの行動に目を光らせるBLUEの内部には、彼の理解者もいた。その一人である校長のエメリッヒは、ロンを追放するきっかけとなった「血の実習事件」が何者かに仕組まれたものだと語る。裏にいたのは、数多くの未解決事件に関わる「史上最悪の犯罪一族」――M家だった。当主の名は、マイロ・モリアーティ。彼はロンにさらなる絶望を与えるため、妹のウィンターを日本に送り込む。ロンとマイロ、両者の間にある因縁とは……!?
大学に通う小沢晴香は、「霊にとり憑かれた」という友人を助けようと、大学の映画研究会のドアを叩いた。そこには、死んだ人の魂が見えるという、斉藤八雲がいた。八雲は、愛想のないボサボサ頭の、どこか心を閉ざしたような青年。そして左目だけが、真赤な色をしていた…半信半疑の晴香だったが、幼い頃に亡くした姉からの言葉を八雲に伝えられ、彼の力を確信。そして、二人の活躍によって、大学内で起こった恐ろしい事件の真相が明らかに。しかしこれは、ほんの序章に過ぎなかった…。
モダンな街の喧騒に、舶来の風吹き抜ける架空の都市「ヨコハマ」で、いにしえの文豪の名を懐く者たちがその名になぞらえた「異能力」による死闘を繰り広げていくアクションバトル大作「文豪ストレイドッグス」。あの、哭き喚き魂を削り合い、生と死の極限をひた疾走る「武装探偵社」や「ポートマフィア」のキャラクターたちが――まさかの愛らしくミニマムな姿となって、ボケてツッコみ大暴れ!?
かつて所領の半分を一冊の稀覯本と引き替えにしたほどの好事家であり蒐書狂(ビブリオマニア)の祖父は、古ぼけた屋敷とそこに納められた蔵書の全てを青年ヒューイに残した。条件は一つだけ。『書架』を引き継げ――と。遺品整理に屋敷を訪れたヒューイは、うず高く本の積まれた地下室で、静かに本を読む少女と出会う。漆黒のドレスに身を包んだ少女は、胸に大きな錠前を隠し持っていた。それこそは禁断の幻書を納める“ダンタリアンの書架”への入り口、悪魔の叡智への扉だった――。
探偵は二人組。人呼んで最後の名探偵、結城新十郎。そして、相棒の因果。わけあって世の謎と真実を解き明かす探偵業。西に刺殺された金持ちあれば、行って犯人をあぶり出し、東に呪いで死んだ男あれば呪いではないと証明する。因果の協力と新十郎の推理。二人の不思議な絆が力を発揮する時、解けない謎はない。なんて、いつもカッコつけちゃいるけれど、なかなか思うようにならないことも多かったりして。それでも二人は吸い寄せられるように事件に立ち向かっていく。「しかし私が呼ばれたってことは、なにか事件が起きるということですよ。大事件がね」
主人公は魔界の『謎』を全て喰いつくし、さらなる究極の『謎』を求めて人間界にやってきた魔人・脳噛ネウロ。自身の身代わりに女子高生・弥子を探偵に仕立て上げながら、魔界の道具を使って次々と難事件を解決することで『謎』を喰い尽くしていく。
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。ある日、「夫と浮気相手を別れさせて欲しい」という妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ方向に…!?役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。
ナイトメアとの戦いも終わり、ココとナッツとミルクは、故郷のパルミエ王国を復活させるために元の世界へと帰っていった。プリキュアの力も手放し、普通の女の子としての日々を送っていたのぞみは、遠く離れたココへ、届くあてのない手紙を書いていた…。そんな彼女の前に、自分なら手紙を届けられるという不思議な男の子が現れる。彼が渡してくれたのは、バラの紋章をあしらった心当たりのない手紙。封を切ると、中からはバラの花びらが飛び出し、フローラと名乗る不思議な女性が姿を現した。彼女はキュアローズガーデンという別世界から、のぞみに助けを求める。のぞみは快く引き受け、男の子に詳しい事情を聞こうとするが、そこに一人の男が現れる。どうやら、手紙が形を変えたローズパクトを狙っているらしい。もう一度、プリキュアに変身する時が来た。美しく華麗なる戦いが、再び幕を開ける!
仕事が無い奪還屋、美堂蛮と天野銀次は東京新宿にある喫茶店「HONKY TONK」で、今日も仲介屋ヘヴンから、「HONKY TONK」での飲み食いしたツケを払うべく報酬のいい仕事にありつこうとしていた。目があったら、相手に一分間夢を見させることができる美堂蛮。かつて、無限城といわれる場所でVOLTSリーダーだった天野銀次。彼には、四天王といわれる仲間がいたが、ある理由よりVOLTSをでて、美堂蛮と奪還屋を営業する。蛮と銀次はヘヴンからもらったやや強引な仕事を解決しながら、同業者「運び屋」卑弥呼、赤屍らと対決する。一方、無限城では新たにMAKUBEXがリーダーとなった今、新たな変革が訪れ始めていた・・・。
緋色の狼男探偵、鮮やかに事件を迷宮に誘う!?主人公・因幡洋が所長を務める因幡探偵事務所に、ある日、かつての警察犬時代の相棒荻野警部がとある事件の捜査への協力を持ちかけてくる。その事件の首謀者はイタリアンマフィアのボス、首領(ドン)・ヴァレンティーノであった。赤毛の毛フェチ狼男探偵・因幡洋と愉快な仲間達が、(明らかにヤギにしか見えない)首領(ドン)・ヴァレンティーノの野望に、割とグダグダに立ち向かう新感覚のヤギ大増量毛探偵ギャグ物語!!