宮阪高校1年生、鉄大兎。彼の毎日は、平凡に消費されると思っていた。でも彼は忘れていた。“彼女”の笑顔。交わした“約束”。血肉に溶けた“呪い”。「私の毒をあなたに入れる。決して離れられなくなるように」大兎がヒメアの記憶を失くし、平凡に堕ちている間、ヒメアを巡るいくつもの陰謀が蠢いていた。“15分に7回”。大兎がヒメアとの“約束”を思い出したその時、平凡だった彼の日常は、大きく歪み始める。死よりも重い、その“約束”を、もう二度と違えないために、大兎は想像を絶する戦いに足を踏み入れていく!
絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、ひっきりなしに誘惑されるのだった。武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。そこに、忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、戦場には思わぬ出会いが待っていた。ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……舞台は変わっても、誘惑は終わらない。地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!
心に強い執着を持つ人は、死の間際に、生と死の狭間にある「崆(くう)」という世界へ導かれる。 その世界では、メカを操縦して戦う”運命のリング”と呼ばれるものがあり、優勝者には生き返るチャンスが与えられる。 無邪気な少女・要(かなめ)は「崆」に落ちるが、そこで偶然に最凶のヘルメット・サブロ ーと出会い、二人で手を組み”運命のリング”で生き残る道を探り始める。 「過去(きおく)がなきゃ、今までの人生の意味がない。私は未来を取り戻すために闘うー」
時は幕末混乱の時代。壬生新撰組屯所に一人の少年がその門を叩いた。その名も市村鉄之助、齢まだ十五。性格はその名の通り、鉄砲玉。両親の仇を討つため、鉄之助は新撰組に入隊を希望する。土方歳三から新撰組入隊を許された鉄之助は、暗く冷たい戦いを重ねる新撰組の中で土方の小姓として幕末を駆け抜けるのであった…。
1969年のパラレル日本を舞台に、ゲートキーパーズの活躍を描くサイキック・アクション。「青の6号」で注目を集めたGONZOが原作・アニメーション制作を手がけた。原案・シリーズ構成は「新世紀エヴァンゲリオン」の山口宏、キャラクター・デザインは「機動戦艦ナデシコ」の後藤圭二。女子高生・生沢ルリ子は、異空間から膨大なエネルギーを呼びこむ門“ゲート”を管理するゲートキーパーの一人。地球防衛機構イージスに所属する彼女は、地球を襲う球体インベーダーと戦っていた。