時は戦国――関ヶ原の戦いが始まる約1年前のこと。信ずるべき道を見出せずに生きていた若き伊賀忍者・霧隠才蔵は、出雲から逃げてきた巫女・伊佐那海が刺客に襲われるところに出くわす。伊佐那海は徳川家康の手の襲撃者に社の全てを焼かれ、信州の真田幸村を頼ろうとしているところであった。一方、その真田幸村は、乱世の切り札となる10人の強者―「真田十勇士」を集めようとしていた。続々と集結する猛者たちが繰り広げる戦いの中で、伊佐那海に秘められた不思議な力が発動して…?!史上最高に美しい、華麗なる真田十勇士!この10人が歴史を変える力となる…!!
かつて戦国の世を駆け抜け、⻤神のごとき勇姿を⾒せた【殿】。されど、その栄光も今は昔。すっかり没落し、⽇々の暮らしもままならぬ中、胴⻑短⾜の珍妙な【⽝】と⻑屋で暮らすことに。その毎⽇は「何これ!? ⽝こんなことできんの!?」と驚きの連続で、「もう、かなワン!?」ちょっぴりシュールで、ハートウォーミングな“天下泰平主従暮らし”、いざ開幕。
時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。
第六天魔王・織田信長との天下二分の死闘の後―。武田と上杉、両軍は川中島で激しい攻防を繰り広げ、その一方で、宿命に結ばれし蒼紅伊達政宗と真田幸村もまた、勝負の刻を迎えていた。だがそこに奇襲の報。謎の大軍勢によって、武田・上杉・伊達の三軍は川中島の地に包囲されることになる。それは、日ノ本に再び大乱呼ぶことになる戦国の覇王・豊臣秀吉、その人の出現であった。世は再び、乱世となる―!!!