守られてばかりだった少女が一念発起、平和を守る旅に出る。行く手に待つのは魔法使いか怪獣か、はたまた巨大ロボットか。ご当地色をきわめつくした各地をめぐり、仲間とかさねる奮闘努力、汗と涙は報われるのか――。どこまでいっても普通の子という宿命を背負い、それでもがんばる少女四人組が織りなす新感覚・青春ロードムービー。地方自治をめぐる「東京大決戦」の終結から10年がたち、都道府県がすべて独立国家となった列島。ご当地色をテーマパークのように肥大化させた各地域では「モサ」と呼ばれる能力者が自警団を率いて統治、あるいはその一翼を担っていた。そんな中、あちこちで巻き起こるご当地トラブル!戦禍うずまく国から国を、なぜか平和請負人代行(世直し)を務めることになった4人の女の子たちがゆく。世のため、人助けのため、そして「月明かりの石」を探すため、よそ者の「モブ」とそしられつつも、4人はがんばり、ふんばって、今日もバイクで旅をする・・・!
ジュンは二学期から登校するため勉強中。一方ドールたちは、以前と変わらず賑やかな日常を送っていた。そこに薔薇水晶と名乗る新たなドールが現れ、闘いを仕掛けてくる。再び動き出すアリスゲーム。果たして、薔薇乙女たちの運命の行方は?
台湾の黒社会組織の殺人兵器として養成された少女グラス・ハート。彼女は自殺を図るが、シティーハンターのパートナー、香の心臓を移植され一命を取りとめる。蘇ったグラス・ハートは組織を抜け出し、香の記憶に導かれるように新宿のリョウの元へ。やがて二人は香の心臓という絆で強く結ばれた、父と娘としての生活を送り始めるのだった。
木ノ葉の里の落ちこぼれ忍者、うずまきナルトの夢はいつか里一番の忍者「火影」の名を受け継ぐ事。その身に封印された尾獣「九尾の妖狐」ゆえに孤独な過去を背負ったナルトだが、サスケとサクラという仲間を得、上忍カカシ率いる第七班の一員として任務をスタートさせた!!
2024年、世界は崩壊した― 廃墟となった日本の地には異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。中野で便利屋を営むキルコは、『この子を“天国”に連れて行って―』そう言い残し息を引き取った謎の女性に、少年・マルを託される。彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが…
裕福な家で育ち、美しい母と有能な父を持った少年、間黒男。少年の未来への道は、明るく希望に満ちていたはずだった。しかし、一発の不発弾が、一瞬にして少年の未来を打ち砕いた。爆発事故が原因で母は死亡し、家庭は崩壊、少年は身体がバラバラになるほどの重傷を負い、誰もが少年の死を確信した。それを救ったのが本間という外科医だった。本間は諦めなかった。少年を救うために何十時間にも及ぶ大手術を行い、ついに少年を死の淵から蘇らせたのだった。ツギハギだらけの身体、恐怖のために半分白髪となった髪。蘇った少年の容姿はすっかり様変わりしていた。そして、その後に、身体を回復させるための、地獄のようなリハビリが待っていたのだ。少年はリハビリに耐えた。いつしか少年の胸には、ある目標が芽生えていたのだ。それは、本間のような優れた外科医になることだったのだ。そして、数年後。一人の天才外科医が生まれた。ブラック・ジャックの誕生である。不可能を可能とする医者。法外な手術代を取る医者。そして……医師免許を持たないもぐりの医者。彼がなぜ無免許医なのか、その理由は定かではない。形式に捕らわれるのが嫌で、もともと取らなかったとか、持っていたがなんらかの理由で剥奪されたとか、人々は噂する。
打ち捨てられた廃墟で、迷子になった少女は、ひとりの女性兵士に出会いました。兵士の手には金色に輝くトランペット。「軍人さんになれば、トランペットが吹けるんだ!」ちょっとした勘違いをしたまま、少女は喇叭手に憧れ、軍への入隊を決意します。カナタ、15歳――。カナタが配属されたのは、セーズという街にある小さな駐留部隊・第1121小隊。物語はそんな新米兵士カナタが、セーズの街にやってくるところから始まります。その日のセーズは「水かけ祭り」の真っ最中。駐屯地を目指すカナタは、お祭り騒ぎに巻き込まれてしまって――。
魔王・織田信長を元主にもつ4振りの刀剣男士たち。彼らは信長が暗殺される本能寺の変へと出陣することに。葛藤の先に彼らが守る歴史とは。これは、廻る歴史の始まりの物語―
日本から巴里、そして巴里から世界へ-世界を股にかけ、音楽に恋に迷子になる“のだめ”と、見守っていたはずの“千秋”。2人の音楽と恋もいよいよクライマックスに-
妖(あやかし)の力を高める地、烏森。その力を求めて現れる妖を退治する結界師の一族が、この地を守ってきた。墨村良守(すみむら よしもり)は結界師一族、墨村家の22代目(予定)。同じく結界師で、幼なじみの雪村時音(ゆきむら ときね)とはどちらが正統な間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)の継承者かを争う関係にある。人々を守るため、そして自分が強くなるため、良守は今夜も妖と戦う…!