捕手・御幸一也との出会いが、少年の人生を一変させる。沢村栄純15歳。己の力を試すため、仲間に別れを告げ、野球名門校・青道の扉を叩く。そこには己のすべてをかけた誇り高き球児達がいた!
『グリザイアの果実』から数年後…かつて少女たちの箱庭だった「美浜学園」は国防を担う人材を育てるSORD(ソード)訓練校へと生まれ変わった。拳銃を使用するレナ&マキ、狙撃を得意とするトーカ&グミ、爆弾と情報処理のクリス、諜報活動担当の忍者ムラサキ。彼女たちは、警察や自衛隊には解決できない事件にあたり、危険な活動を繰り返す。これは、血と硝煙に彩られた少女たちの物語──
幕末の動乱期に“人斬り抜刀斎”と恐れられた維新志士・緋村剣心は、逆刃刀を手に不殺を誓い、流浪人として新しい時代を生きていた。明治十一年五月十四日、“維新三傑”大久保利通が暗殺される。時代を再び動かす事件の背後には、明治政府転覆を企てる志々雄真実の暗躍があった。剣心は“人斬り抜刀斎”の後継者でもあった志々雄を止めるため、神谷薫に別れを告げ京都へ旅立つ。薫たちとの別れ、そして新たな出会い。さらには、志々雄一派との戦い。己の因縁と不殺の誓いとの間で揺れる剣心。幾多の想いが集う明治剣客浪漫譚、第二章開幕――!
首都圏の旅行代理店、JTCの企画部に勤める拓也と莉香は、共に人付き合いが苦手で目立たないが、充実した一人生活を送っていた。ところが、アラスカ支店開設により1年後に独身者が優先で海外派遣されることになり、困った莉香は拓也にとある計画を持ちかけて……。ほとんどしゃべったこともない2人が、たったの365日後に結婚することに!?
全校生徒6,000人を誇る高藤学園は、自治生徒会の手による管理体制のもと、多種多様なクラブが活動している。主人公・大島裕樹が所属する食品研究部(通称・ショッケン)もその中の一つで、気の合う仲間たちと楽しい時間を過ごしていた。ところが、自治生徒会次期会長最有力候補の東雲皐月が活動実績のないクラブを廃部にすると表明したため、ショッケンは存続のピンチに立たされる。そこで、裕樹とショッケン部員たちは、皐月を当選させないため、会長選挙に立候補を決意!自分たちのかけがえのない居場所を守るため、一丸となって選挙戦に挑む!
ちょっぴり掃除好きな小学生・小宮千尋は、ある日突然母を亡くしてしまった。身寄りのない千尋に手をさしのべたのは、叔父である鷹取円だった。そのまま円の豪邸に連れていかれた千尋だったが、あまりのゴミ屋敷っぷりに耐えられず、大掃除を開始!!その姿を見ていた円は、鷹取家の世話になることに反発していた千尋に、ある提案をする。それは、千尋はメイド役を、円は生活環境を提供するというギブアンドテイク案だった!!円の提案に納得した千尋だったが、渡された制服はフリフリで、お屋敷の汚れは果てしなくて…。どーなる千尋!?
幼稚園からの幼なじみ、双子の兄弟、悠太&祐希に要、春。転校生の千鶴を加え、にぎやか5人組になった彼らのスクールライフ。巡る季節のなか、笑って、驚いて、恋をして、新たな出会いもきっと待っているはず。
黒船の来航により、動乱が巻き起こる幕末の京都。心優しい少年「にお」が出会ったのは、“ミブロ”の土方歳三と沖田総司。のちに「新選組」となる壬生浪士組の隊士たち。金も土地も命すら理不尽に奪われる時代に自らの正義を胸に、京の街を守る“ミブロ”の面々。「僕だって強くなりたい。こんな世界変えたい。」“ミブロ”との出会いをきっかけに、ふつうの13歳の運命が、大きく動き出す!命懸けの“ド青春”新選組『青のミブロ』。シリーズ累計1300万部超えの青春サッカーマンガ『DAYS』安田剛士による「週刊少年マガジン」にて大人気連載中の最新作、待望のアニメ化!
度重なる増築により迷路のように入り組んだ私立誠教学園。中等部一年の新谷貞一(にいや ていいち)はある日、旧校舎で迷い偶然たどりついた部屋で、不思議な雰囲気を纏う少女・庚夕子(かのえ ゆうこ)と出会う。彼女は自分を“旧校舎の幽霊”だと言う。自分の過去を思い出せない夕子の為、貞一と夕子は「怪異調査部」を立ち上げ、この学園で語り継がれる数々の怪異を解き明かしていく。
「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね・・・」口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然、街中で出会う。中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進める、出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに・・・・・・。「人をつなぐ — 言葉を編む」伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間達の物語である。