ワールドデストラクターである「チフォージュ・シャトー」を駆使した、錬金術師キャロルによる世界解剖計画――通称「魔法少女事変」の阻止から数週間後。シンフォギア装者たちを苦しめ、一度ならず敗退へと追い詰めた「アルカ・ノイズ」の脅威は世界各地に蔓延していた。時おかずして発生する次なる事件に、何かしらの関連性を疑いつつ鎮圧にあたる装者たち。熱帯夜に遭遇したのは、通常物理法則の埒外にある怪物「ヨナルデパズトーリ」と、怪物を「神の力」と呼び、自在に使役する三人の錬金術師「サンジェルマン」「プレラーティ」「カリオストロ」であった。錬金術師たちが属する秘密組織「パヴァリア光明結社」は、これまでにシンフォギア装者たちが乗り越えてきた騒乱に関わってきたばかりか、人類史の裏側に暗躍してきた恐るべき敵対勢力である。 ついに顕現、そして強襲するかつてない脅威に戦慄を隠せないシンフォギア装者たち。人知れず奪われた聖遺物「アンティキティラの歯車」は、無邪気な瞳のホロスコープに巨大な陰謀を映し出すのであった。
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい――ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」を継いだ主人公・粕壁 隼。そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人の女神(カワイイ女の子)が!初めは衝突ばかりだったが、それぞれの過去や、家庭の事情を知った隼と女神たちの尽力によって様々な問題を乗り越えてきた「Familia」。しかし…隣にまさかのライバル店が⁉そこには5人の新たなカワイイ女の子が⁉そして祖母の代から続く不思議な縁が、隼と女神たちの関係をさらに深めていき…⁉”恋”と”家族”の六角関係が大きく動き出す! 5人全員「正ヒロイン」の、ヒロイン多すぎシーサイドラブコメが再びここに開幕!
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」の道へとリチャードを誘っていく――。
真面目で仕事熱心なごく普通のOL・カオル。そんな彼女の旦那は、半ニートで重度のオタクだった。カオルは旦那に振り回されたり心配させられたりするけれど、見ているほうが恥ずかしいほどふたりは仲良しで……。
さまざまな動物の姿をまとう獣人が住まう世界に、ラブラック=ベルは唯一の“人間”として生まれた。牙も毛皮も鱗(うろこ)もない彼女は“のっぺらぼう”と呼ばれ、どこにも自分と同じ種族を見つけることができずに、もの寂しさを感じながら日々を過ごしていた。「私も、世界と交じり合いたい」。そんな想いに胸を焦がし、身の丈ほどの大剣<唸る剣(ルンディング)>とともに、自分のルーツを探す旅に出ることを決意する。その代償として、数々の試練が待ち受けるとも知らずに……。
主人公ハチマキ(星野八郎太)はサラリーマン。宇宙ステーションでデブリ(宇宙ゴミ)回収を仕事にしている職業宇宙飛行士だ。自分の宇宙船を手に入れるため、同僚のユーリやフィーらとデブリを回収する日々。今年で4年目を迎えた25歳、そろそろ自分の生き方を考え始めてきた。そんな折、ハチマキの働くデブリ課に新入社員が配属された。彼女の名前はタナベ(田名部愛)。初めは、何かにつけて反発し合っていたが、やがて二人は惹かれ合っていく。2075年。地球、宇宙ステーション、月の間を、旅客機が普通に行き交う世界で、ハチマキはどう想い、成長していくのか。
主人公・桐山零は、幼い頃に事故で家族を失い、心に深い孤独を負う18歳のプロの将棋棋士。東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく――。これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
決して人と心が通じないと思われていた崇高な獣『王獣』を操ることができる類まれな才能を持ち合わせた少女・エリン。彼女は、その才能を持つ故に、王国の勢力争いに巻き込まれ、波瀾万丈の人生を送ることになる・・・。
スケーターとして挫折した青年・明浦路司が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり。リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける。才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。タッグを組んだ二人は栄光の“メダリスト”を目指す――!
大いなる獣は大地を作り、作った大地をヒトが盗んだ。獣は怒り、ヒトを喰らい、ヒトは獣と戦うために、カミを呼んだ。それは剣の時代。英雄の時代。神話の時代。甚大な被害をもたらす「巨獣」が蔓延する世界で、「巨獣」を狩り、解体した中身を利用し、人々は繁栄していった。巨獣狩りで日銭を稼ぐ「死に損ないのジイロ」は、何者かに追われる「二十と二番目のクウミ」と出会い、彼女を救うべく過去の憂いを捨て動き出す。人類帝国の思惑と、謎の実験。襲いかかる巨獣たち。約束の時へ向け、ジイロたちは世界の秘密に迫っていく――