死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。領主として「灯火の河港(トーチ・ポート)」を発展させ、徐々に「獣の森(ビースト・ウッズ)」には人々営みと笑顔が戻ってきた。しかし、季節外れの花が咲き乱れ、森の異常が発覚する。この問題を解決するべく森の奥に向かったウィルたちは、森の王から不吉な予言を受ける。「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火”が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈(てつさびさんみゃく)」に眠る災いとは…!? 新たな出会いと共に再びウィルたちの冒険が始まる!
天人(宇宙人)が来襲して、価値観が変わってしまった町、江戸。宇宙人や高層ビル、バイクなど何でもありの世界で変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。男の名は坂田銀時。いい加減で無鉄砲、でもキメるところはさりげなくキメたりして…。笑えて、泣けて、心温まる、銀さんと仲間たちの生き様、得とご覧あれ!
突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ――弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに生き抜いていく痛快下克上サバイバル!怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!
「わたしは騎士テオの聖印と契約し、永遠の忠誠を誓います」孤高の魔法師シルーカと、放浪の騎士テオ。ふたりが交わした主従の誓いは、混沌と戦乱の大陸に変革の風をもたらすのか混沌がすべてを支配する大陸、アトラタン。人々は混沌により生じる災害に怯え、それを鎮める力“聖印”を持つ者、〈君主(ロード)〉に守られ生きてきた。だが、いつしか君主たちは「人々の守護」という理念を捨て、互いの聖印と領土を奪い合う戦乱へと突入していく。その中、理念なき君主たちを軽蔑する孤高の魔法師シルーカと、故郷を圧政から解放するべく修練の旅を続ける放浪の騎士テオは出会う。テオの理想に触れたシルーカの強引な策略により、主従の契約を交わすことになった二人は、戦乱の巻き起こる大陸に、変革をもたらしていく。秩序の結晶である<皇帝聖印(グランクレスト)>を巡り繰り広げられる一大戦記ファンタジー、開幕!
人間の住む「物質界(アッシャー) と悪魔が住む「虚無界(ゲヘナ)」。本来は干渉することすらない二つの次元だが、悪魔はあらゆる物質に憑依し、物質界に干渉していた。しかし人間の中には、そんな悪魔を祓う『祓魔師』が存在した―。魔神(サタン)の落胤として生まれた奥村燐は、己の出自を隠し祓魔師になることを決意。正十字学園内部に存在する祓魔師養成機関・祓魔塾に通っていたが、地の王・アマイモン襲撃の際、魔神の落胤であることが露見してしまう。魔神の「青い炎」を恐れ、燐と距離を置く仲間たち……。そんな最中、学園最深部に封印されていた「不浄王の左目」が何者かに盗まれてしまい、燐たちは予期せぬ事態に巻き込まれていく―。
戦場を人の力が支配し、剣と馬が戦いの中心だった時代――。ブリューヌ王国とジスタート王国の国境で起こった些末な諍いは、やがて大国の思惑をはらみながら、二十数年振りの開戦に至った。ブリューヌ王国の兵は、およそ2万5千。総大将レグナス王子の初陣を華々しく飾るため、王は直属の騎士団以外にも出兵を命じ、辺境の小貴族すらも戦列に加わることになる。アルサスの若き領主ティグルヴルムド=ヴォルンも、王の招へいに従い、わずかな手勢とともに馳せ参じた1人であった。かたやジスタート王国は、5千の兵でこれを迎え撃つ。中心となるのは、ブリューヌ王国と隣接するライトメリッツ公国の兵たちである。勝敗の結果は、この時点ですでに明白かと思えた。だがブリューヌ王国は致命的な過ちを犯す。ジスタートの兵たちを率いるのは、伝説の竜具を与えられし戦姫の1人、エレオノーラ=ヴィルターリアであった。一騎当千の恐るべき力を、ブリューヌ王国の兵たちは身をもって味わうことになる。絶望が支配する戦場の中で、ティグルは残されたわずかな矢を弓につがえ、標的を定めた。その視線の先にあるのは、美貌と勇壮の象徴――戦姫である。ブリューヌ王国辺境の若き領主、ティグルヴルムド=ヴォルン。ジスタート王国の戦姫、エレオノーラ=ヴィルターリア。両者の邂逅が、のちに語り継がれる英雄譚の序章になるとは、まだだれも知る由もなかった。
はじまりは17人の「起源の魔女」。全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。 少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。そして魔女の呪いを解く方法とは――。これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!!
はじまりは17人の「起源の魔女」。全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。 少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。そして魔女の呪いを解く方法とは――。これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!!
京都で復活した不浄王の討伐に成功し、正十字学園での日常生活に戻った燐たち。しかし、正十字騎士團には悪魔に関する悩み相談が増え、世界各地でも異変の波が広がり始めていた。燐たち候補生は、協力して学園で起こる不可思議な現象を解決していく。そして迎えた正十字学園祭のさなか、啓明結社イルミナティの総帥である光の王・ルシフェルが突如現れる。ルシフェルは正十字騎士團に宣戦布告する——魔神サタンを復活させ、物質界(アッシャー)と虚無界(ゲヘナ)を融和する、と。そしてとある「計画」のため、出雲が必要だと言うが……。
異世界から帰還した若者を保護する国際教育機関「BABEL」。剣と魔法の世界「アレイザード」から現実世界に戻った<鳳沢暁月>は歴史上初の、魔王を倒した「真の勇者」として「BABEL」に衝撃を持って迎えられる。しかも、その傍らには自らが倒した魔王に託されたその娘<ミュウ>を従えて-----男らしくて自由奔放、女好きでフェミニストな主人公・暁月が、異世界から連れてきたヒロインや現実世界で待ちうける美少女たちと、ちょっとHな学園生活を送りながら、学園内の権力闘争や生徒会メンバーたちとのバトルに巻き込まれる。