舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
夏休み――自然学校にやってきた15人の少年少女。そこで、小学生の宇白可奈を除く14人の中学1年生は、ココペリと名乗る謎の人物と突然、契約を結ぶ。その契約は・戦いに負けたり、勝負がつかず48時間経過すると、地球は滅亡し、全人類のみならず地上の全生物が消滅する。・操縦者は、事前に契約した者の中から選ばれた1名がなる。・操縦は一人で行い、勝手に変更する事は許されない。・ロボットは人の生命力で動く。一戦闘する代わりに、操縦者の命を奪う。世界の滅亡か、ぼくらの死か。
「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つ していないことを断言しておこう」〝薔薇色のキャンパスライフ〟を夢見る、誇り高き三回生の「私」。しかし現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!もし、あの運命の時計台前で、映画サークル「みそぎ」に入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、もし、あの運命の時計台前で、奇想天外な弟子募集に応じず、ほかの道を選んでいれば、、、、もし、あの運命の時計台前で、ソフトボールサークル「ほんわか」に入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、もし、あの運命の時計台前で、秘密機関〈福猫飯店〉へ入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。
考古学者を志す少年・小狼(シャオラン)とクロウ国の姫・サクラの2人は幼なじみで、互いにひかれあっています。でも、どちらもその思いを口にできません。ある夜、「世界を変える」と言われるサクラの力を手に入れようとする飛王(フェイワン)の陰謀で、サクラはすべての記憶をなくしてしまいます。小狼はサクラの命を救うために、羽根になってさまざまな次元や空間に飛び散ったサクラの記憶を集めに、異世界へと旅立ちます。
それは、極限の世界で戦う人々の絆の物語―この時空に存在する、無数の並行世界のひとつ―そこで人類は、戦術歩行戦闘機(戦術機)と呼ばれる人型兵器を駆り、人類に敵対的な地球外起源種「BETA」と数十年にわたる戦いを続けていた。滅亡の危機に追い詰められた人間たちが、過酷な運命の中でどのような生き様をみせていくのか―
「ようこそお越しくださいました。転生エージェントのエーコです。」亡くなった者がたどり着く地獄。しかし今や地獄はコンプライアンス対策を施した世界に様変わりしていた。そこで死者に転生先を紹介するのが「転生エージェント」と呼ばれる職業に就く者たち。転生エージェントとして働く主人公エーコは、転生希望者相手に冷静に、そして忖度なし・容赦なしの転生先を紹介していく。果たして死者はエーコによって、幸せな転生をさせてもらえるのか!?
時は現代。夏休みのある日。大阪の下町、アベノ橋商店街に住むサッシとあるみは幼なじみ。昔ながらの商店街は再開発で立退きの憂き目にあっており、風呂屋を営んでいたサッシの家も取り壊された。あるみ一家も北海道に引越しを考えてると聞き、ガクゼンのサッシ。しかし頑固に反対する雅ジイ(あるみの祖父)がいた。そんな中、ふとしたことから二人はお互いの店に商店街の四方を護る四神獣が奉られていることを知る。それは商店街のはずれにある晴明神社に、何か深い関係があるようだ…?だがあるみの店のシンボル「ペリカン」(実は四神獣の朱雀)を雅ジイが事故で壊してしまう。いよいよ立ち退きが決まったその夜、奇怪な出来事が起こりはじめた。翌日、サッシとあるみは、晴明神社から不思議な世界へ迷い込んでしまう…。そこは…いつもの商店街とはガラリと違う、まるで常識が通用しない魔法商店街だった!?一体どうして??どうすれば元の世界に帰られるの!?