『魔王軍最強の魔術師』と呼ばれ、単身で砦をも攻略する魔族、その名はアイク。絶大な魔術で敵をなぎ払う様は、まさしく『化け物』そのもので、敵味方から畏怖される存在だった。しかし、そんな彼には、他の魔族にはいえない秘密があった。「――俺、実は人間なんだよね」人間であることを隠しながら魔族と人間の共生を目指す、成り上がりダークファンタジー!
紀元前、中国西方の秦国(しんこく)。今は亡き親友・漂(ひょう)と夢見た「天下の大将軍」を志す元・下僕の信(しん)は、少年の頃、秦王の座を巡るクーデターに巻き込まれ、第31代秦王・嬴政(えいせい)と運命的に出会った。秦軍所属の「飛信隊(ひしんたい)」隊長として戦場に身を置く信は、嬴政とともに、誰も成し遂げたことのない「中華統一」を目指し、同世代の将である蒙恬(もうてん)や王賁(おうほん)らと切磋琢磨しながら着実に出世を重ねてゆく。一方、若くして秦王の座に就いた嬴政もまた、じっくりと宮廷内で力を蓄え、ついには相国・呂不韋(りょふい)から国の実権を奪還。これによりいよいよ宿願・中華統一へと本格的に乗り出すこととなる。中華統一に向けた新たな拠点とするため、趙国(ちょうこく)にある「黒羊丘(こくようきゅう)」の攻略を狙う秦軍。信率いる飛信隊も攻略戦に加わるが、この戦いで秦軍の総大将を務めるのは「残虐非道のカリスマ」と呼ばれ、勝つためならば非道な手段も厭わない桓騎(かんき)だった。対する趙軍総大将は、稀代の天才軍師・李牧(りぼく)から信頼され、「沈黙の狩人(ちんもく の かりゅうど)」との異名を持つ慶舎(けいしゃ)。互いに底知れぬ恐ろしさを秘めた総大将の下、要所・黒羊丘を巡る攻防戦が始まる!
人間と人造人間が混在する世界――人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、火星である任務にあたっていた。それは、“政府に敵対する9人の人造人間の殺害”。人造人間の少女・ルジュの戦いの物語が始まる――。
著:むらさきゆきや×イラスト:鶴崎貴大による、累計310万部突破の人気ライトノベルが、待望の続編アニメ化!ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人と、ゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王を演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚”、再び!
ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。
ある日、空から機械仕掛けの侵略者“ワイルドハント”が現れ、あらゆる生命体を消滅させた。荒廃した無人都市を放浪する、記憶を失った少女「れんげ」。彼女は侵略者に対抗するための、ある大きな“力”を有していた。街を彷徨う中、れんげは自分と同じ“力”を持つ5人の少女と出会う。出会った仲間たちと日々過ごす中、日常を突如壊す侵略者と命がけで戦っていく。やがて世界の謎を追いかける中で、僅かに残った人類や家族たちと再会した時、れんげは大きな謎に直面する。そして自身の持つ”力”にまつわる、大きな謎に迫っていく。
伊藤開司=カイジは定職に就かず、自堕落な生活を送る青年。ある日カイジの元に遠藤と名乗る男が訪ねて来る。カイジが保証人となった友人が逃げたため、債務の取り立てにやってきたのだ。その額385万円。そんな大金を返せないというカイジに、遠藤は「大金を手にするチャンスがある」と誘いをかける。それを罠と知らず、カイジはある豪華客船に乗船する。その船は借金を背負った「負け犬」たちを乗せたギャンブル・クルーズを主催する船だった……!!
現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本。そこには巨大な異能の力を持つ7人の《王》が存在していた。彼らは自らの力を分け与えたクランズマンたちと共にクランを形成する。青く結晶する秩序、荒ぶる赤き炎、白銀に輝く不変、そして、緑に枝分かれする変革。それぞれの属性を持つ《王》たちは今――青のクラン《セプター4》を率いる《青の王》宗像礼司は多くの重責を担っていた。《黄金の王》國常路大覚の管理下にあった御柱タワーおよび、《王》を生む謎の聖遺物であるドレスデン石盤も、今では宗像礼司の下にある。そして先代《赤の王》周防尊を殺めたことにより生じた《王》殺しの負荷。一方、赤のクラン《吠舞羅》のクランズマンであった櫛名アンナは、緑のクラン《jungle》による御柱タワー襲撃を経て、新たな《赤の王》として覚醒し、《吠舞羅》の仲間たちと再び強固な絆を結んでいた。そして白銀のクランズマン、ネコと夜刀神狗朗は、《白銀の王》伊佐那社の生存を信じ、彼の行方を探している。しかし《白銀の王》を探しているのは彼らだけではなかった。《緑の王》比水流もまた――活性化する《jungle》の動きをきっかけに、再び《王》たちの運命がより合わさる。
日本各地に、突如として謎の門が出現。その先の異空間『魔都』には女性にのみ食べた者に特異な能力をもたらす桃が存在し、『醜鬼』(しゅうき)と呼ばれる怪物を退治するため、女性兵による戦闘集団『魔防隊』が組織された。活躍できる場所を求めていた男子高校生・和倉優希はある日、魔都へと迷い込むと醜鬼に襲われてしまう。そこへ駆けつけたのは魔防隊七番組の美しき組長・羽前京香。京香の能力で奴隷(スレイブ)と化した優希は力を開花させ、醜鬼を見事打ち倒し、奴隷 兼 魔防隊の管理人として醜鬼と戦うことに。“飼われる少年”のバトルファンタジー、ここに開幕!
汝、魔王崇拝の信徒となるか?「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」人間を”大罪”へ導く美しき魔王たち『七つの大罪』 神に背いた“傲慢”の罪により、大天使ルシファーは地獄に堕とされ“堕天使”となった。さらに地獄の最下層“万魔殿”では、地獄を統べる魔王たちがルシファーの力を封印。すべてを失ったルシファーだったが、彼女を慕う嫉妬の魔王レヴィアタン、地上で出会った女子高生の十束真莉亜を供に連れ、“傲慢の魔王ルシファー”となって七人の魔王たちへの逆襲の旅に出る。美しき魔王たちによる、“七つの大罪”を巡る黙示録が今、幕を開ける。