玄野計は、ちょっと斜に構えていて無気力、女の子の事位しか考えていない16歳の高校生。ある日、地下鉄のホームで小学校時代の同級生・加藤勝が、線路に落ちた男を助けようとする現場に遭遇し、そのまま加藤とともに電車ではねられる。即死…と思われた二人は、瞬時にしてマンションの一室に移動する。そこには巨大な黒い球体と、玄野たちと同様に「死んだはずの」人間が集まっていた。「ガンツ」と呼ばれる球体は、玄野たちに武器を与え、宇宙人と戦うというミッションを課せるのだった。宇宙人の正体、この世界の謎、明らかにオーバーテクノロジーな武器、他の人間に姿が見えない事、消えた自分たちの死体……。そして、全てが謎の玉「ガンツ」とは……?
荒城ユキヤ、たぶん14歳。普段はひとりでDJやってます。親の影響で、小さい頃からハウスミュージックを聴いてたから……プレイ動画もちょこちょこアップしたりして。誰かに何かを伝えたい。認められたい、必要とされたい。けど、傷つくのは怖い。どこか噛み合わない日常……ある日、視聴数を稼ぎたくてやったことが、取り返しのつかないことになってしまった。『あの世界』からの生放送。それをきっかけにボクは狙われ、人の願いと、想いの渦に巻き込まれていく。自分ひとりではどうにもできない状況……でも、誰かと一緒なら――。
狂気と覚めない眠り、ランドルフ症候群。この新たな病魔がゆっくりと、しかし着実に人類に迫りつつあった。原因とされるのは、南極に出現した巨大地下世界 アサイラム。そこに存在するのは、地上とは違う異形の生物たち、そして未知の資源。巨万の富や組織の陰謀、あるいは己の野望のため、人々は命を賭して謎に包まれた新世界の深層を目指す。そして、ここにひとり。とある願いを胸に秘めた青年が、アサイラムの最前線に挑もうとしていた。
16歳の少年 九澄博士(くずみ・ひろし)は、都心から離れた山間にあるニュータウン嫦娥町(じょうがまち)で暮らすこととなった。 河川が“旧市街”と“新市街”を分断するこの町は、今もまだ謎に包まれた土地文化や風習が数多く残っている。取り立てて目立つ存在ではなかった博士をクラスメイトはあり得ないぐらい気にかけてくれる。そんな環境に戸惑いつつも新しい生活を楽しむ博士だが、ただ1人、クラス委員を務める櫛名田眠(くしなだ・ねむる)だけが明らかに博士と距離を置いているのが気がかりだった。数少ない接触の中で、彼女は博士に忠告する。「旧市街には近づかないように」そこに何があるのか?・・・そして恐怖と謎が交錯する。
人と妖怪、科学と妖術が共存を果たす無秩序かつ安寧の大陸『桃源郷』。しかし牛魔王蘇生実験による負(マイナス)の波動の影響で、突然妖怪たちが暴走し、その均衡は崩れてしまった。天界の観世音菩薩に牛魔王蘇生実験の阻止を命じられた玄奘三蔵は孫悟空、沙悟浄、猪八戒らとともに、西域・天竺を目指す。その道中に辿り着いた地で三蔵たちは、死んだ人間を生き返らせることができる蘇生術を持つヘイゼル=グロースとその従者ガトと邂逅する。西域からきたという、ヘイゼルの目的とは―――――。
「わたしの運命だ、君が。」除霊師&助手による史上最強の心霊探偵バディが誕生!昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介は、偶然出会った除霊師・冷川理人にその才能を見い出され、心霊探偵コンビを無理やり組まされてしまう。「これは運命の出会いですよ」三角に執着する冷川と、危うげな冷川を放っておけない三角。数々の事件を解決していくなか、浮かび上がる“運命” の真実とは──。ヤマシタトモコによる漫画『さんかく窓の外側は夜』(クロフネコミックス/リブレ刊)。累計発行部数200万部を突破したベストセラーコミックスが、実写映画化に続きTVアニメ化!「ホラー×ミステリー×バディ愛」の三拍子そろった新感覚“霊感エンターテインメント”がこの秋、幕を開ける!
あの日、フェストゥムが竜宮島に突如飛来し、「あなたはそこにいますか・・・」と問いかけたあの日から、1年前。総士・一騎たちのⅠ学年上級生である、将陵僚たちが通う竜宮島中学校では、季節外れの卒業式が行われていた・・・。そう、それは彼らを待ち受ける運命の序章であった・・・。
普通の高校生活を送っていた鏑木アキラ。しかし彼には幼い頃に交わした誓約があった。それは夜の眷属の王・ヴァンパイアの女王に仕えるというもの。あるときアキラの前に一人の少女が現れる。その少女こそが古の契約の王女、ヴァンパイアを統べる孤高の女王にして夜の闇に君臨する少女ミナ・ツェペッシュだった。日本に現れた彼女の目的はヴァンパイア専用居住区=ヴァンパイアバンドを設立する事…。空想と思われたヴァンパイアの出現と、日本における特区の建国。戸惑う人々はヴァンパイアと共存すべきか否かを模索し、そして対立するヴァンパイア勢力は女王の座を降ろさんとミナの命を狙う…。
――私が私でいられたのは、お姉ちゃんがいてくれたから だから、私もね…… 失踪した姉・美弦を探す平原陽桜莉は、転入生の羽成瑠夏と運命的な出会いを果たす。 自分の信じる道を突き進む陽桜莉と、人との付き合い方が分からず不器用な瑠夏。 正反対の二人は、偶然にも同じ指輪――『Blue Reflection』を手にしていた。 指輪は光り、少女たちの想いの暴走を陽桜莉と瑠夏に知らせる。 そして今、それぞれの想いをかけた戦いが始まろうとしていた――。
黒主優姫は黒主学園普通科の一年生。風紀委員として、幼馴染の錐生零とともに、美形ぞろいのナイト・クラスの生徒を追いかけ回す、デイ・クラスの生徒達を取り締まる一方で、ナイト・クラスのある”秘密”を守るという重大な任務が課せられていた。その秘密とは…ナイト・クラスの全員は吸血鬼(ヴァンパイア)!!