人理継続保障機関・カルデアにマスター適正を見込まれ招聘された藤丸立香。彼は初めて訪れたカルデアの施設内で、物静かな少女マシュ・キリエライトと出会う。魔術の素養がなく、最初の任務から外されてしまう藤丸だったが、その任務中に他のマスター候補者やマシュをはじめとしたスタッフの多くが大事故に巻き込まれてしまう。気を失った藤丸が目を覚ました場所――そこは、かつて聖杯戦争が行われた地、2004年の冬木だった。更に、彼の眼前には身の丈ほどもある盾を構えた少女―サーヴァントとなったマシュ・キリエライト―が現れる。“グランドオーダー”へ至る最初の指令――“ファーストオーダー”がここに発令される。
いろはのもとへと急ぐ魔法少女たちは、兵隊グマのウワサと戦闘を繰り広げる。行く手に天音姉妹が立ちふさがるも、それを制するみふゆ。一方、ねむの力によって、隠された記憶に触れるいろは達。それぞれの願いの為に戦い続けてきた、魔法少女たちの結末とはーー
突如東京に出現した謎の不可侵領域《地獄門(ヘルズゲート)》。時を同じくして世界中で確認されるようになった、《契約者》と呼ばれる特殊能力を持つ者たち。ゲートの秘密と契約者の未来を巡る戦いの果てに起きた未知の災厄《トーキョーエクスプロージョン》は、人類に何をもたらしたのか。そして2年後―。冬のロシアを舞台に、新たな物語が始まろうとしていた―。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。かつて、日本で行われた第五次聖杯戦争の終結から幾年。新たな聖杯の予兆がアメリカ合衆国西部の都市・スノーフィールドにおいて観測される。そして集う、魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉達――欠けたクラス。選ばれるはずのないサーヴァント。暗躍する国家。戦争の為に造られた街。――数多のイレギュラーにより、「聖杯戦争」は混迷し、捻じれていく。偽りの聖杯の壇上で踊る、人間と英霊〈サーヴァント〉達の饗宴が幕を開ける――。
聖女リーシャは、婚約者のバーズーデン国王ダルエストに、新しい婚約者ができたからという理由で突然国から追放されてしまう。そんなリーシャを助けたのは、隣国メートポリスの国王ラオウハルトだった。リーシャは助けてくれたお礼にと、聖女の力で荒れていたメートポリスを復興していく。次第にラオウハルトは、国のため尽力する健気なリーシャに惹かれていくのであった…。一方で、聖女の力を失ったバーズーデン国は、日に日に様子がおかしくなり――!?
TVアニメの第2シリーズ。真暦71年。モジュール77の咲森学園に通う時縞ハルトは、校舎の地下から現れた謎の人型兵器「ヴァルヴレイヴ」に乗り込み、ジオールに一方的な奇襲をかけたドルシア軍を撃退。友人たちと学園の危機を救った。最初は争いごとを嫌っていたハルトだったが、ドルシア軍エージェント・エルエルフと出会い、それぞれの想いのためにヴァルヴレイヴに乗り込んだ仲間と自分たちの学園、そして国を守るために生き残りをかけた戦いを繰り広げていく。世界の裏側と対峙する時、ハルトとエルエルフの革命が始まる…。
むかしむかし、私たちとは異なる歴史を辿った長崎で……。信じていたものに裏切られ、卑劣な罠にかかり、許婚の父を手にかけてしまった雷蔵。許されない罪を背負い、自らも絶体絶命の危機に陥ったところを、町の何でも屋「利便事屋」に救われる。実は、彼らの正体は力なき人たちの復讐を代行する殺し屋、「REVENGER」だった。長崎で起きた事件の真相を追う中で、彼らは大きな陰謀に巻き込まれていく——。
八凪幸人は、本土の児童養護施設で育った少年だったが、ある時亡き父の弟子であるという傍若無人な青年・沙川尽義がやってきて、幸人を故郷である綾ヵ島に連れ出してしまう。七つの島が連なる綾ヵ島は、火と水の龍の伝説が色濃く伝えられ、「ミタマ」と呼ばれる不思議な存在が当たり前のように生息する奇妙な島だった。幸人は、綾ヵ島の調和を守る仙人であったという父の三人の弟子たちと関わりながら綾ヵ島で暮らし始める。だが尽義の二人の兄弟子である鞍馬春秋と伊吹朱の間には深い確執があった。調和の崩れ始めた「あやかい」島で、幸人が直面する真実とは——
新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムの用心棒を母妃から頼まれた女用心棒・バルサ。実はチャグムは「水の精霊」に卵を産みつけられ、「精霊の守り人」としての運命を背負わされた者だった。チャグムの命を狙う父帝が差し向けた追っ手や、彼に宿る卵を狙う「ナユグ」のモノ。様々な謎がバルサとチャグムの前に立ちはだかる…。
探偵は二人組。人呼んで最後の名探偵、結城新十郎。そして、相棒の因果。わけあって世の謎と真実を解き明かす探偵業。西に刺殺された金持ちあれば、行って犯人をあぶり出し、東に呪いで死んだ男あれば呪いではないと証明する。因果の協力と新十郎の推理。二人の不思議な絆が力を発揮する時、解けない謎はない。なんて、いつもカッコつけちゃいるけれど、なかなか思うようにならないことも多かったりして。それでも二人は吸い寄せられるように事件に立ち向かっていく。「しかし私が呼ばれたってことは、なにか事件が起きるということですよ。大事件がね」