林檎のような赤髪の娘、白雪。その珍しさを気に入ったラジ王子の愛妾にされかかり、生まれ育った国を出ることに。隣国の森に辿り着き、そこで出会い、力を貸してくれたのはクラリネス王国の第二王子・ゼン。これは出会った二人が互いの手をとり、様々な人との出会いの中で足音を重ね、道を行く物語――。
東京都中央区月島。江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる!しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!?江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。
今回のメインはモモとヤミ。モモが企む、ちょっとHな“楽園(ハーレム)計画”とは・・・?おなじみのヒロインたちももちろん登場、シリアス要素からサービスシーンまで、更にパワーアップ!
西暦2030年、日本。情報ネットワーク化が進む中、犯罪を一掃する攻性組織が設立された。内務省直属独立部隊、公安9課。通称「攻殻機動隊」だ。彼らの任務は、電脳犯罪への対処、要人警護、政治家の汚職摘発など多岐に渡る。“少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、9課はネットに潜む犯罪に立ち向かう!
かつて日本から訪れ世界に大災害をもたらした《迷い人》。彼らは過去に世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたことから「禁忌指定」となり、人知れず処刑する必要があった。《迷い人》の処刑を生業とする《処刑人》のメノウは、ある日、日本の少女・アカリと出会う。いつものように任務を遂行しようとしたメノウだが、アカリの“とある能力”により失敗に終わってしまう。アカリを確実に処刑するため、彼女を連れて、いかなる異世界人をも討滅可能な儀式場があるというガルムの大聖堂を目指すメノウ。殺されるために旅をしているとは知らず純粋に楽しむアカリの姿に、メノウのなかで何かが変わり始めていた。――これは、彼女が彼女を殺すための物語。
佐々木がペットショップで購入した文鳥は、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。彼はこの文鳥に「ピーちゃん」と名付けて、共同生活を始める。賢者様から与えられたのは、異世界に渡る機会と魔法の力。異世界で商人に扮した佐々木は、日本で仕入れた品物を持ち込んでお金を稼いだり、自ら経営するレストランで美味しいものを食べたり、ピーちゃんから魔法の訓練を受けたり。社畜生活でくたびれた心身を、剣と魔法の異世界ファンタジーライフで癒やしていた。そんなある日のこと。佐々木は会社の帰り道で「異能力者」なる存在と出会う。異世界魔法でその場を切り抜けるも、異能力者と間違われて国の機関「内閣府超常現象対策局」にスカウトされてしまい……。異世界と現代日本を舞台に繰り広げられる、異世界ファンタジー×異能バトル、開幕!
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった。季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。自分の社を築くべく、賽銭<5円>で人助けをする、自称”デリバリーゴッド”である。交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、”半妖(はんよう=魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひより、さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神器”となった少年“雪音”と共に、人間に害を与える”妖”と戦いを繰り広げながらも、その三人の絆は深まっていた。一方で、七福神の一柱(ひとり)で最強武神である“毘沙門”から命を執拗に狙われ続けている夜ト。ふたりの間に秘められた過去、そして、因縁の対決の行方は…
魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』の第三期シリーズとなる本作は、ふたりの新人監視官の物語。慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、厚生省公安局の刑事となり、変わりゆく世界で真実を求めていく。
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かたれてはいなかった古の物語。三千年の時を経て復活した、魔神族の精鋭〈十戒〉との戦いに〈七つの大罪〉は敗れ、メリオダスは死んだ。そして、ブリタニアには暗黒の時代が訪れる。ディアンヌ、キングも行方不明の中、リオネス王国に迫る〈十戒〉の魔の手。エスカノールがエスタロッサを退けるも劣勢は続く。そして、エリザベスが窮地に陥ったその時、圧倒的な力を取り戻したメリオダスが煉獄より復活を果たす。〈十戒〉のグレイロードとフラウドリンは討たれリオネス王国は守られた。復旧する建物。しかし、人々の恐怖に傷ついた心は癒えない。そして、力を取り戻した事でメリオダスは最凶の魔神と呼ばれた時代に逆行しつつあった。キャメロットを根城にする〈十戒〉の脅威は続く。ブリタニアを魔神族から解放する為、〈七つの大罪〉は再集結に向けて動き出すー。