日本のある都市。海鳴市で暮らす平凡な小学三年生、高町なのは。ある日、なのはは、異世界から訪れた少年ユーノと出逢う。ユーノの目的は、海鳴市に散らばった異世界の遺産。「ジュエルシード」の回収。暴走したジュエルシードからユーノを助けようとしたなのはは、自身に「魔法」の才能がある事を知る。危険なジュエルシードを回収するため、なのははユーノと協力し、ユーノから託された知性を持った魔導端末「魔導師の杖」レイジングハートとともにジュエルシードの捜索を開始する。だが、同じくジュエルシードを捜索している少女がいた。少女の名はフェイト・テスタロッサ。「母の願いを叶えるため」戦い、奪う事に心を痛めながらジュエルシード収集を行うフェイト。その悲しみを感じ取るなのは。戦いの中、二人は互いに力と心をぶつけ合い、なのはは自身の想いを伝えようとする。娘であるフェイトに対して、冷酷とも思える態度を取るフェイトの母・プレシア・テスタロッサ。届かぬ母への想いを胸に、幼い頃、誰よりも優しかった母の笑顔を取り戻すために戦うフェイト。自身を救い、育ててくれたフェイトを守りたいと願うフェイトの使い魔アルフ。フェイトを救いたいと願うなのは。そんななのはを支えるユーノ。だが、物語は、意外な展開を見せてゆく――。
奇跡が起きることなんて無い日常。死と背中合わせの世界観。平凡な高校生と心臓病の少女との心の交流と葛藤。
時は幕末混乱の時代。壬生新撰組屯所に一人の少年がその門を叩いた。その名も市村鉄之助、齢まだ十五。性格はその名の通り、鉄砲玉。両親の仇を討つため、鉄之助は新撰組に入隊を希望する。土方歳三から新撰組入隊を許された鉄之助は、暗く冷たい戦いを重ねる新撰組の中で土方の小姓として幕末を駆け抜けるのであった…。
人の意思に応え、あらゆる事を可能にする未知なる力「ビアトリス」。『現出した魔法』と呼ばれる軌跡の物質を、理解し、操り、知り抜くすべを教える日本で唯一の学校が、東京ビアトリス総合大学附属高等学校(通称 東ビ大附属)である。幼い頃、ビアトリスの奇跡に命を救われた高校生「吉村護(高校一年生)」は、東ビ大附属への転校が決まり、希望に胸を膨らませていた。そして転校初日……満開に咲き誇る、秋の桜の下、護は一人の少女に出会った。「あなた、私と付き合いなさい」それが護と、絢子の運命の出会いだった。鷹栖絢子は護より一つ年上の二年生にして生徒会治安部長。大物政治家の孫娘にして容姿端麗のお嬢様。世界でも3本の指に入る実力の持ち主で、衛星をも打ち落とす事ができる天才的ビアトリス使い。通称、「魔女ベアトリーチェ」「ビアトリスの死天使」、として周りから恐れられているが、実はとっても純情な女の子。
21世紀の日本。とある地に住み着いた「吸血鬼一家」がおりました。彼らは人間から、こっそりちょっぴり血をもらいながら、慎ましく暮らしておりました…ですが、長女の「かりん」には人に言えない秘密が…そう。彼女は血を吸うのではなく、血が増えてしまう「吸血鬼」…じゃない「増血鬼」だったのです!そんなかりんも普段は普通の女子高生。だけど転校生「雨水健太」の登場によりその生活は激変する事に!前代未聞の増血鬼、「かりん」が巻き起こす、恥じらいの学園ラブコメ!!!
坂の途中にある古びた下宿・五地荘に越してきた青年・天和響。「俺、教師になりたいんです!」と夕日に吠えるが、職もなければ金もない。大家のるるばあさんは、家賃回収のため容赦なくマグナムを構える。坂の上の門構えも立派な学校、青鞜三ノ宮学院中等部に職を求めて乗り込んだ響であったが、女尊男卑の学院長にきっぱり「我が校は女性教師しか採用致しません。」と門前払いをくらう。途方にくれる響に、るるばあさんが不気味に囁いて・・・ここから始まる大変身!ルージュにチーク、ブラにスカート、仕上げは首にチョーカーつけて、みるみる内に見目麗しい「天和ひびき」の出来上がり!さあ学院長とのリターンマッチ!ひびきに課された採用試験は、50mを転ばずに走れない14歳の女の子・樟葉楓子とのマンツーマン公開模擬授業であった。 女装の男性=教師と、14歳の女の子=生徒…。学校にいるときゃ女と女、課外授業は男と女、教師と生徒は女と女、男と女は10歳違い!!