王立オルティギア魔法学院――。召喚魔術が成功せず留年の危機に瀕していた学院生のアルトは、偶然見つけた古びた召喚魔術の本から魔法陣を描き、封印されていた悪魔ヴェルメイを召喚してしまう。彼女は古来より恐れられる“悪魔”であり、厄災をもたらす強大な力を持っていた。使い魔となったヴェルメイには定期的に魔力を供給する必要があり、その方法は濃厚なキスをすること。そんな2人の関係にやきもきする幼馴染みのリリア、そして前代未聞の使い魔に呆然とする生徒たち。最強の使い魔と契約したアルトは、目標である偉大な魔法使い“魔導を極めし者”(プラチナスクエア)を目指す。崖っぷち魔術師と不健全な悪魔のお姉さんの王道ファンタジー開幕!
オンラインゲーム「THE NEW GATE」多くのプレイヤーで賑わいを見せていた仮想空間は突如姿を変え、人々をゲームの世界に閉じ込め、苦しめていた。そんな現状を打破すべく、ゲーム内最強のプレイヤーである一人の青年――シンが立ち上がった。彼の前に立ちはだかるのは、この世界の最大の敵<オリジン>。「終わりだ……ッ!!!!」死闘の末、シンの一太刀が<オリジン>の身体を貫く。鳴り響くアナウンスがゲームのクリアと、囚われていたプレイヤーたちの解放を伝える。人々がログアウトしていく中、シンも同じく、見慣れた世界に別れを告げようとしていた。しかしその刹那、突如新たな扉が開く――光に包まれたシンの前に広がったのは……ゲームクリアから500年後の「THE NEW GATE」の世界だった!
科学技術が発達した、機械仕掛けの理想郷「帝国」。超常の力・星霊術を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。二国は長きにわたる戦争を続けてきたーー。帝国の最高戦力イスカと皇庁の王女にして“氷禍の魔女”アリスリーゼは、激闘の中で互いの素顔に触れ、その生き方と理想に惹かれ合う好敵手となった。独立国家アルサミラで帝国と皇庁の謀略を打ち砕いた二人は、再会を誓ってそれぞれの道へと進むが、意外な形でその約束を果たす。アリスの妹シスベルと取り引きを交わし、護衛として皇庁に潜入するイスカ。シスベルの捜索隊として皇庁の都市リースバーテンを訪れるアリス。偶然の再会は二人の心をさらに燃え上がらせるが…… 同時に皇庁内では帝国の内通者「純血種・被検体E」が暗躍し、帝国の「特務・女王捕獲計画」が動き出そうとしていた。否応なく引き裂かれようとするイスカとアリスは、その運命に抗うことができるのか――。
「-先輩は、どうしようもない変態さんです」横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心に思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった!そんな人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子 「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」「変態さんですね」「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」「!!??」とにもかくにも猫像のせいで失われた本音と建前を取り戻す、爽やか変態×冷ややか少女の青春迷走ストーリーがいまはじまる!
凶悪化する犯罪に対抗するため、武力で問題の解決にあたる探偵、通称「武偵」。遠山キンジは、武偵の育成施設である武偵高校の生徒だったが、とある事件が元で、武偵高をやめて一般の学校に移るつもりでいた。そんなある日、なぜかキンジは登校中に爆弾魔に命をねらわれてしまう。だが追い詰められたキンジの前に、突然空から美少女が舞い降りてきた。彼女の名は神崎・H・アリア。小柄で可憐な外見からは想像のつかないような優秀な凄腕武偵で……狂暴で攻撃的な女の子だった。この出会いが、キンジとアリア、2人の今後を大きく変えていく。
高度に進化した情報技術「マナ」を手にした人類は、その魔法のごとき力で、戦争、飢餓、汚染など地球上のあらゆる問題を克服。ついに平和で何不自由ない理想郷を手に入れた。「ミスルギ皇国」の第一皇女・アンジュリーゼ。彼女もまた、何不自由なく、民から祝福を受け、冠を戴くはずだった。しかし、彼女は己が「ノーマ」であるという事実を突きつけられる。「ノーマ」――それはマナが使えないイレギュラー、反社会的な人ならざる「モノ」。全てを奪われた彼女は、僻地の離島に隔離される。そこで待ち受けていたのは、戦いしか知らないノーマの少女たちとの出会い。変形人型兵器「パラメイル」のライダーとして、次元を超えて侵攻してくる巨大攻性生物「ドラゴン」を狩る日々だった。名前を奪われ、兵士となった「アンジュ」が、戦いの果てに見るものとは。信じられるものは、何か。手にするものは、何か。一人の少女の不屈の物語がいま、始まる。
空は、とても青く澄み渡って。入道雲が、向こうの山を隠すほどに湧き上がって。それはいつもの、僕らの街の風景なんだけど。でも、かけがえのない「夏」だったのだと思う。その男の子には、「なにもないけど、なにかしたい」って漠然とした気持ちがあって。だから仲間と一緒に、映画を撮ろうと相談しているところで。そんなとき、「特別」な女の子が、この街にやってきたんだ。そして。男の子の気持ちを、「特別」にしたんだ。男の子の名前は、霧島海人。女の子の名前は、貴月イチカ。彼らの夏が始まる。僕らは、あの夏で待ってる――
白崎純と琉実・那織の神宮寺姉妹は小さいころから家族同然で育った幼なじみ。見た目ボーイッシュで乙女思考な姉・琉実と、外面カワイイ本性地雷なサブカルオタの妹・那織。顔はそっくりだけど全く正反対な2人。純はいつからか芽生えた恋心を抱えながらも、特定の関係を持つでもなく交流は続いていたのだけれど……「わたしと付き合ってみない?お試しみたいな感じでどう?」琉実が発したこの一言が、3人をいびつな三角関係へと導いていく――
帝野将悟は、世界的なグループ企業『帝野グループ』の代表だった父・帝野熊五郎の葬儀の場で、将悟に遺された父の遺言を明かされる。将悟にその気があるのなら、しかるべき訓練を受け、条件をクリアして帝野グループを継いでほしいのだという。その条件とは・・・「在学中に伴侶となる女性を見つける事」つまり彼女を作る事が遺言だったのだ。将悟は尊敬する亡き父の遺志を継ぐべく、グループを継ぐための訓練を受けることを決意する。それから一年、訓練を終えた将悟は伴侶を見つける為、私立深流院学園へと編入する。―――ところが、将悟には顔も知らない生き別れの『妹』がいることが判明する、しかも学園に通い正体を明かさぬまま、将悟との結婚を夢見ているというのだ。はたして・・・!?
エロには誰よりも忠実な男子高校生エロ介こと加賀良介。彼はある日、雨の中ずぶ濡れで立ち尽くす一人の少女と出会う。少女の名はリサラ・レストール、実は死神界のエリート娘で、“特異者”と呼ばれる人間を探しに来たという。成り行きで彼女と契約させられてしまった良介は、リサラが人間界で必要とするエナジーを事あるごとに吸い取られることに……しかもその源は彼にとっては何よりも大事な“Hな魂(エロスピリッツ)”おかげでここぞという時にもナニも感じなくなってしまった良介だったが、あらゆるエロ手段を尽くし、Hな魂の輝きを取り戻すべく、リサラの“特異者”探しに協力することに!