人の意思に応え、あらゆる事を可能にする未知なる力「ビアトリス」。『現出した魔法』と呼ばれる軌跡の物質を、理解し、操り、知り抜くすべを教える日本で唯一の学校が、東京ビアトリス総合大学附属高等学校(通称 東ビ大附属)である。幼い頃、ビアトリスの奇跡に命を救われた高校生「吉村護(高校一年生)」は、東ビ大附属への転校が決まり、希望に胸を膨らませていた。そして転校初日……満開に咲き誇る、秋の桜の下、護は一人の少女に出会った。「あなた、私と付き合いなさい」それが護と、絢子の運命の出会いだった。鷹栖絢子は護より一つ年上の二年生にして生徒会治安部長。大物政治家の孫娘にして容姿端麗のお嬢様。世界でも3本の指に入る実力の持ち主で、衛星をも打ち落とす事ができる天才的ビアトリス使い。通称、「魔女ベアトリーチェ」「ビアトリスの死天使」、として周りから恐れられているが、実はとっても純情な女の子。
21世紀の日本。とある地に住み着いた「吸血鬼一家」がおりました。彼らは人間から、こっそりちょっぴり血をもらいながら、慎ましく暮らしておりました…ですが、長女の「かりん」には人に言えない秘密が…そう。彼女は血を吸うのではなく、血が増えてしまう「吸血鬼」…じゃない「増血鬼」だったのです!そんなかりんも普段は普通の女子高生。だけど転校生「雨水健太」の登場によりその生活は激変する事に!前代未聞の増血鬼、「かりん」が巻き起こす、恥じらいの学園ラブコメ!!!