ドラゴンボールの力によって"魔人ブウ”の記憶が人々から消え去り、さらに月日が流れた地球。悟空は、チチの言いつけで働くことになって農業をしつつもさぼりながら修業の毎日。そして結婚したての悟飯とビーデルは幸せな日々を過ごしていた。一方、宇宙の彼方では39年ぶりに目覚めた破壊神ビルスが、予知夢で見た自分のライバルになり得るであろう何者かの名前を思い出すべく奮闘していた。果たしてその者の名前は!?
ジャングルの村に母親・ウェダと暮らす少年ハレ。だが、ハレや村の人々は、食料の獲得こそ狩猟採集だが、価値観は都会人と変わらず、丸太小屋の中には、テレビもゲーム機もある暮らしをしていた。そんなハレの前に、現れた美少女グゥ。見た目は人間でも中身はバケモノ。出会いがしらグゥに丸呑みにされたハレは、その体内に異世界が広がっているのを体験する。しかもそこに暮らす人々までいるのだ。吐き出されて戻ったハレは、自分にだけ本性を見せ、それ以外の人々には可愛い少女に見えるグゥと一緒に暮らすことになる。グゥの魔の手から村人を守ろうと、人知れず気苦労を重ねるハレの毎日が始まった――!
天下一武道会の壮絶な闘いから5年。世界は、平和を手に入れ、孫悟空も最愛の妻・チチとの間に息子・悟飯が誕生し、平穏な日々を過ごしていた。しかし、ある日突然、強靭な尻尾を持つ謎の男・ラディッツの出現によって、平和はもろくも崩れ去る。その想像を絶するパワーは、悟空や弟弟子のクリリンさえも一撃で倒してしまうほど強力。このラディッツこそ、惑星ベジータが全滅した時、奇跡的に生き残った悟空の兄だったのだ。ラディッツは卑怯にも悟飯を人質に取り、自分たちの仲間に加わることを悟空に強制する。兄たちの狙いは、地球に住む人々を絶滅させて、地球を我がものとすること。一大危機に見舞われた悟空は、宿命のライバル・ピッコロ大魔王と手を組み、兄ラディッツと対決するが…。