人の意思に応え、あらゆる事を可能にする未知なる力「ビアトリス」。『現出した魔法』と呼ばれる軌跡の物質を、理解し、操り、知り抜くすべを教える日本で唯一の学校が、東京ビアトリス総合大学附属高等学校(通称 東ビ大附属)である。幼い頃、ビアトリスの奇跡に命を救われた高校生「吉村護(高校一年生)」は、東ビ大附属への転校が決まり、希望に胸を膨らませていた。そして転校初日……満開に咲き誇る、秋の桜の下、護は一人の少女に出会った。「あなた、私と付き合いなさい」それが護と、絢子の運命の出会いだった。鷹栖絢子は護より一つ年上の二年生にして生徒会治安部長。大物政治家の孫娘にして容姿端麗のお嬢様。世界でも3本の指に入る実力の持ち主で、衛星をも打ち落とす事ができる天才的ビアトリス使い。通称、「魔女ベアトリーチェ」「ビアトリスの死天使」、として周りから恐れられているが、実はとっても純情な女の子。
アリカ・ユメミヤは、伝説のマイスターオトメだった生き別れの母親を捜してヴィントブルーム王国へやって来た。『オトメ』とは、国のために働く女性の専門職だが、オトメになるためにはオトメ養成学校ガルデローベをトップクラスで卒業しなければならない。少女たちの夢が交差するガルデローベで、新たな物語が始まる…!!
神奈川県海猫市にある県立海猫商業高等学校、通称 “ ウミショー ” 。そこには、とっても破天荒で個性的な面々が集まる水泳部がある。カナヅチなのに何故かマネージャーの沖浦要(おきうら かなめ)らが練習をしていると、学校の目の前の浜辺に “ いかだ ” が漂着しているという知らせが !!冷やかし半分で見に行った要たちが目撃したのは、なんといかだの上に乗った一軒家、おっさん、そしてかわいい女の子 !!
一見冴えない高校生の陰守マモル。だが彼は、隣に住む紺若家を守る忍者一家の跡取りで、幼なじみの紺若ゆうなを密かに守っているのだ。しかし、“天然トラブルメーカー”ゆうなの守護は大仕事。さらに彼女の周りには、一癖も二癖もある問題児ぞろい・・・。