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人々は生まれたとき1冊の本を与えられる。生まれてから死ぬまで"運命の書"に記載された脚本の通りに生きる宿命。そんな中、空っぽの脚本である“空白の書”をもって生まれたエクスは、同じように“空白の書”をもった仲間、レイナ、タオ、シェインと出会い、自らの役割を見つける旅に出る。これは繰り返し読まれた童話の物語。
ねえ、知ってる?かもめ学園の七不思議、七番目の噂話。旧校舎3階の女子トイレ。そこには花子さんがいて、何かひとつを代償に呼び出した人の願いを叶えてくれる。呼び出し方はノックを3回。そして――「花子さん、花子さん、いらっしゃいますか?」七不思議七番目『トイレの花子さん』こと“花子くん”と縁を結んだ少女・八尋寧々。祓い屋の少年・源 光。2人は花子くんと共に、改変された七不思議や怪異たちの噂を元に戻すため、日々奔走していた。ある日、花子くんは言う。七不思議の中に裏切り者がいる、と。寧々たちは裏切り者を炙り出すため、七不思議の依代を破壊していく。二番目『ミサキ階段』、五番目『16時の書庫』を壊し、残る七不思議は『トイレの花子さん』を含めると五つ……一方、その裏で花子くんの弟・つかさは、七峰 桜、日向夏彦、そして新たに七不思議三番目『カガミジゴク』となったミツバと共に、寧々たちがまだ見ぬ七不思議に近づいて――
1999年、長野県松代にある日本のピラミッド“皆神山”にそびえたつ私立ヴァルトシュタイン学院。ここでは何かに引きつけられたかのように次々とオカルト現象が起こる。故に「オカルト学院」と呼ばれている。学長はオカルトの研究に人生をかけ、生徒たちも日々学業と研究に励んでいる。ある日父である学長が亡くなり、オカルトが大嫌いな一人娘の神代マヤが学院を訪れる。そこで2012年から来たと言う自称“タイムエージェント”で元・スプーン曲げ少年として名を馳せた内田文明と出会う。学院の中で起こる様々な怪奇現象に遭遇しながら、文明が1999年にタイムスリップしてきた真相が徐々に明らかになる。
「やがて王妃の胎の内より出でし双子のうち、女児を誅すべし。その者、生まれ出てより十と六の歳月を経た運命の日、世界を滅ぼす者なり。世界の秩序を打ち砕き、混沌をもたらす猛毒なり。」<聖グレンデルの托宣>がラインヴァン王国にもたらした不吉な預言により、一人の王女の運命が大きく変わる。生まれたばかりの王女は秘密裏に抹殺され、存在自体が王室の禁忌として封印された。いつしか<廃棄王女>という言葉だけが残り、月日は流れていった。しかし<廃棄王女>は生きていた。それがパシフィカ・カスールである。小さな村で義兄シャノン、義姉ラクウェルと平凡な生活を送っていた彼女だが、育ての父が死んでから、運命は大きく動き出す・・・。
宇宙に憧れている15歳の少女、片瀬志麻は、宇宙ステーション・ファウンデーションII、通称ステルヴィアで宇宙学園に入学することを決めて、一人宇宙に向けて旅立った。仲間たちとともに憧れのオーバビスマシンに搭乗し、才能を発揮する志麻。しかし、ステルヴィアは次第に惑星圏同士の駆け引きに巻き込まれていって…。
はじめに、天地創造があった。万能の神は、すべてを造りたもうた。光、水、大地を造り――そして、そこに住まう生き物を、動物たちを造ろう――と思ったけど面倒になって下請けに出した…!?神様から生き物の創造を依頼された天地創造社。地上に存在する生き物は、天地創造社のデザイナーたちが造り出していた。この生き物は、どうしてこんな姿なの?この生き物は、どうしてこんな生態なの?生き物誕生の裏側には、神様(クライアント)からのムチャ振りを独創的なアイデアで実現しようとするデザイナーとエンジニアたちの苦悩と歓喜のドラマがあった!「面白くて、ためになる」と多くの反響を巻き起こした“生き物創造お仕事コメディ”が、2021年ついにアニメ化!
これは2人の若人の恋のお話。しかし、恋と呼ぶにはあまりに過酷で切ないお話。舞台は空中浮遊都市ネオ・ヴェローナ。キャピュレット家統治の下、神秘の力の恩恵に恵まれ栄華を誇ったこの場所は、14年前、モンタギュー家の反乱により、その平和は過去のものとなる。暴君による悪政が敷かれ、貧富の差は明白。木々は枯れ、大地は乾き、水はよどみ、空は深い濃霧に包まれた。キャピュレット王家の血を引きし、ただ一人の生き残りである少女…… ジュリエット両親のカタキ …… 独裁者の後継ロミオ残酷な運命は2人を引き合わせ、恋に落ちる。