産業革命時代の雰囲気を色濃く残した世界、プレステール。そこに住むクラウス・ヴァルカは、父の残したヴァンシップ(小型飛行艇)を使って、幼なじみのラヴィ・ヘッドとともに空の運び屋をしていた。彼らの夢は、父達が越えることのできなかった、はるか上空の巨大な嵐・グランドストリームを越えること。だがある日、謎めいた少女アルヴィス・ハミルトンを空中戦艦シルヴァーナに送り届ける依頼を受け継いだことから、彼らは、世界を揺るがす戦いに巻きこまれてゆく。大いなる風と雲の海が広がる世界、プレステール。はるか上空を吹き荒れる巨大な嵐、グランドストリーム。プレステール上で対峙する二大国家、アナトレーとデュシス。いま、激動と波乱の物語の幕が開ける!
あらすじがありません。
人類を滅亡に追いやる異次元体『ノヴァ』との戦いで姉を失った少年カズヤは、ある学園に編入生としてやってきた。そこは、ノヴァに対抗できる力を持つ、女子生徒しかなれない戦士【パンドラ】、そしてパンドラを補佐し無二のパートナーとなる男子生徒【リミッター】を育成する『ウェストゼネティックス』という学園だった。その学園もまた、ノヴァとの戦いに備え、少年少女たちが能力を開花するべく、日々互いにしのぎを削るバトルフィールド。そして下級生は、絶対無敵の上級生に対し絶対服従でなければならない。その秩序を乱すのが、他人が触れることを決して許さない「接触禁止の女王」と恐れられる最強の二年、サテライザー=エル=ブリジット。カズヤは彼女に、亡き姉の面影を見る。サテライザーを疎む上級生たちが、学園の「秩序」を盾に彼女を組み伏すべく、熾烈な闘いがはじまる。恋と闘争の学園SFアクション、ここに開幕!
全ての命の源-グラン・レイク。その聖なる湖で、連邦とトゥラン王国が砲撃戦を開始する。圧倒的な艦隊戦力で全世界の制圧を目指す連邦を前に、壊滅寸前に陥るトゥラン。逃げ場のないトゥランの王女たちが見たのは、小型ヴァンシップ“ヴェスパ”に乗った空族の少女・ファムだった。「これより貴殿の旗艦を、この戦場より盗み出さん!」対空砲火が飛び交う中、ファムのヴェスパは大空を舞う。侵略を続ける連邦総統ルスキニアの目的は?そして、謎の力「エグザイル」とは?今、激動の大航空冒険活劇が幕を開ける!!
舞台は「私立白選館学園高校」。この学校の最も優秀な7名が集まる“SA”組に所属するのは主人公・華園光、滝島彗、東堂明、狩野宙、山本芽、山本純、辻竜。光は、6歳の時にプロレス勝負で敗れた屈辱をはらすべく、打倒・滝島彗に燃える努力の女。普通の大工の娘ながら、このエリート校に通い続けている。彗をライバル視し、何度も勝負を挑むが、頭脳、体力、何をしても勝つことができず、万年学年2位の成績……。この物語は、「打倒・滝島!」に燃える光の、汗と涙とちょびっとLOVEの極楽エリート学園ライフ!
日本のある都市。海鳴市で暮らす平凡な小学三年生、高町なのは。ある日、なのはは、異世界から訪れた少年ユーノと出逢う。ユーノの目的は、海鳴市に散らばった異世界の遺産。「ジュエルシード」の回収。暴走したジュエルシードからユーノを助けようとしたなのはは、自身に「魔法」の才能がある事を知る。危険なジュエルシードを回収するため、なのははユーノと協力し、ユーノから託された知性を持った魔導端末「魔導師の杖」レイジングハートとともにジュエルシードの捜索を開始する。だが、同じくジュエルシードを捜索している少女がいた。少女の名はフェイト・テスタロッサ。「母の願いを叶えるため」戦い、奪う事に心を痛めながらジュエルシード収集を行うフェイト。その悲しみを感じ取るなのは。戦いの中、二人は互いに力と心をぶつけ合い、なのはは自身の想いを伝えようとする。娘であるフェイトに対して、冷酷とも思える態度を取るフェイトの母・プレシア・テスタロッサ。届かぬ母への想いを胸に、幼い頃、誰よりも優しかった母の笑顔を取り戻すために戦うフェイト。自身を救い、育ててくれたフェイトを守りたいと願うフェイトの使い魔アルフ。フェイトを救いたいと願うなのは。そんななのはを支えるユーノ。だが、物語は、意外な展開を見せてゆく――。
西暦1920年代のアメリカ・ニューヨーク。悪魔退治を専門に扱うマグダラ修道会に所属する16歳のシスターロゼットと、その助手クロノは「悪魔祓い」と呼ばれるプロフェッショナル。合衆国の外からいろいろなモノに取り憑いて侵入しようとする悪魔を阻止すべく、今日もロゼットとクロノは数々の冒険を繰り広げる!。
美しい荒廃感が漂う未来都市。純粋無垢な機械少女ソルティは、擬似家族を演じる男と共に、賞金稼ぎとして生きる。そこで出会う仲間、ライバル、そして家族にも似た暖かな存在。「何もなかった」ソルティが出会う様々な人々との交流。「生活をする」「誰かと共に暮らす」という事の意味。 「護るために戦う」ことの辛さ。ひとつひとつの出来事が、ソルティを確実に人間らしく成長させるが、同時にソルティが人間ではないという現実にも直面する。 そして、ソルティに秘められた謎が明らかになった時、大いなる陰謀の渦がソルティとソルティを取り巻く人々を巻き込んでゆく――。
ある日突然妹が出来たら・・・。しかも、12人も。主人公・海上 航は、頭脳明晰の高校受験生。高校受験をするが、ちょっとしたミスで受験に失敗。悲嘆にくれる航。高校浪人と思いきやそこへ高校入学許可を告げる黒服の男たちが登場。連れ去られる航。だがその目の前に12人の女の子たちが次々に現れて、一斉に「お兄ちゃん」と航を呼ぶ。
遠い未来、人類が外宇宙に進出、地球以外にも定住し、多くの惑星国家が成立した。しかし、空間の拡大と人口の増大に比例して、紛争規模も拡大していた。相次ぐ大規模紛争を回避する為に、各惑星系政府は協議の上、『宇宙惑星連合』を成立させ、平和と安全の維持、人類と言う「種」の更なる繁栄を目指した。その為、武力を使う紛争は減少し、各星系は繁栄の道を歩み始めたが、それに伴い今度は経済による衝突が顕在化し始めた。それらは新たな惑星間戦争の火種になる事が十分に懸念された為、宇宙惑星連合は惑星国家群相互の関税と貿易を監視し、取り締まる実行機関として、GOTTを設立した。GOTTに所属する2人の少女、エクレールとリュミエール。普段はGOTTの受付嬢をする2人だが、局長エクリプスの特務指令『Eシフト』を命ぜられると、経済に基づく紛争に、実力で対抗するエージェント、『ESメンバー(Encounter of Shadow-work Member)』の任務に就くのだった。2人は専用の高速巡航艦・ラミューズを駆り、ガードロボットのドナシュラークと共に、各惑星間や組織間の諸問題を、時にはスマートに、時には破滅的に解決を図る。その痛快な活動を描きつつも、実はその活動自体に潜んだ罠を徐々に解き明かして行く。