“超高校級の絶望”による『人類史上最大最悪の絶望的事件』によってかつて世界は崩壊までおいつめられた。そんな絶望に満ちた世界を救うべく、“未来機関”が結成される。江ノ島盾子を倒した苗木誠たち78期生は、未来機関に所属することになった。そこで世界の復興のため活動を続けるが、苗木は「絶望の残党」をかばったとして反逆の罪に問われてしまう。苗木の処分のため集まった未来機関一同だったが、モノクマによって監禁され、「最後のコロシアイ」を突きつけられる。腕には奇妙なバングルがつけられ、一定時間が来ると睡眠薬が投与される。さらに、この中には“裏切り者”が存在し、未来機関を殺しに来るというのだ。「生き延びるためには、裏切り者を見つけ出し、殺すしかない」“学級裁判”というルールが存在しないコロシアイ。殺すか殺されるか、極限状態のデスゲームに、苗木たちは追い詰められていく。希望が希望を殺す絶望の物語が始まる。
三橋廉は、すぐメソメソと泣いてしまう性格の野球少年。ポジションはピッチャー。彼は中学時代、“学園の経営者の孫”という理由でエースになっていた。そのくせ、3年間マウンドを誰にもゆずらなかった事でチームメイトに嫌われ、野球部は負け続けた。その罪悪感から、彼は完全に自信を失ってしまっていた。やがて中学を卒業した三橋は、エスカレーター式の三星学園ではなく、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学するが、その足はまっすぐに野球部のグラウンドへ向かっていた。
桃ヶ丘音楽大学に通うエリート音大生千秋真一。有名ピアニストの息子で、ピアノ、ヴァイオリンの腕前も一流の彼は、ピアノ科に所属しながらも、指揮者を目指し、密かに勉強を続けていた。だが、千秋には、幼いころの体験が原因で飛行機恐怖症になって以来、海外へ出ることができないという致命的なトラウマが。自分の将来、そして音楽との向き合い方に行き詰まりを感じていたある日、これまでに聴いたことの無い、個性的で、魅力的なベートーヴェンのピアノ・ソナタ『悲愴』第2楽章を弾く野田 恵(通称のだめ)と出会う。楽譜を読むのが大の苦手という彼女は、音楽を一度耳で聴けばそのとおりに弾けてしまうという天才的な一面を持っていた。本能の赴くままに奏でられるその調べに次第に心惹かれるようになる千秋。しかしその調べの主であるのだめは、風呂嫌いの掃除嫌いで、自宅の部屋はゴミため状態、おまけに、友人の弁当の盗み食いは日常茶飯事という奇人だった・・・。
突如東京に出現した謎の不可侵領域《地獄門(ヘルズゲート)》。時を同じくして世界中で確認されるようになった、《契約者》と呼ばれる特殊能力を持つ者たち。ゲートの秘密と契約者の未来を巡る戦いの果てに起きた未知の災厄《トーキョーエクスプロージョン》は、人類に何をもたらしたのか。そして2年後―。冬のロシアを舞台に、新たな物語が始まろうとしていた―。
どこかの宇宙・海明星(うみのあけほし)に住む加藤茉莉香(かとうまりか)は、ごく普通の高校生。
学校ではヨット部で部活を楽しみ、放課後は喫茶店ランプ館でウェイトレスのアルバイト――そんな毎日を過ごしていた。
そんな茉莉香のもとに、突然、宇宙海賊船・弁天丸の船長就任要請が届く。
しかして、茉莉香は、女子高生兼宇宙海賊船船長としての生活を送ることに!?
痛快スペースオペラ、華麗に登場!
近未来のドイツ市街。その街では突如、死体が蘇り「異形の姿」となって人を襲う、謎の事件が発生していた。人々は、蘇った死体の姿を見て「悪魔が到来した」と騒ぎ、畏れた…。そんなある時、死体ではなく生体が異形の姿へ自在に変身できる者たちが現れる。 彼らは悪魔と呼ばれ非難されながらも、そも
表向きは売れない民俗学者にして、裏稼業では妖怪退治屋を営む一ノ宮勘太郎。鬼より遥かに強いという伝説の天狗を探していた勘太郎は、ついに「鬼喰い天狗」が封印されている神社を発見し、春華を解放する。以来行動を共にすることとなった二人。様々な事件を解決していくうち、二人の関係は徐々に変化を見せていく…。
TVアニメ「地獄少女」の第3シリーズ。深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に堕としてくれる…。怨みの連鎖を断ち切り、地獄に流れていった閻魔あいの魂が、再び人の世界に戻ってきた。賽河原市を舞台に、地獄少女の新たな物語が始まる…。
日本から巴里、そして巴里から世界へ-世界を股にかけ、音楽に恋に迷子になる“のだめ”と、見守っていたはずの“千秋”。2人の音楽と恋もいよいよクライマックスに-
指揮者志望のオレ様・千秋真一と変態ピアニストののだめ(野田恵)。さらなる高みを目指すふたりが、遂にクラシック音楽の本場パリへ!!ドイツのエロジジイとイタリアのやんちゃオヤジ(ともに世界的指揮者)、アニメオタクのフランス人、派手好き厚化粧のロシアギャル・・・”ピンク色”を奏でていたはずがいつしか”青緑”に?!の黒木くんも加わり、国境を超えた奇才が、世界で一番笑える、そして美しい音楽を紡ぎ出す。大爆笑のクラシック音楽コメディー、巴里編!!