「ある一族」たった一人生き残った少女 と、存在しないはずの「半妖」の少年。二人の物語。半妖の少年、神原秋人はある日の放課後、屋上から今にも飛び降りそうな少女と出会う。彼女の名前は栗山未来。異界士の中でも特異な呪われた血を持つ一族の最後の生き残りだった。変わらない部室。変わらない日常。変わらない世界。そんな毎日を過ごすはずだった。だが、一人生き残った少女と半妖の少年が出会ったとき―――世界が一変する。京都アニメーションが贈る青春アクションファンタジー作品。
ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。怪人発生率が異常に高くなる中、大予言者シババワが遺した「地球がヤバい」予言を受けて、対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこにヒーロー狩りのガロウが現れる。
イングラシア王国で子供たちを救い、教師としての残り少ない日々を過ごすリムル。そんなある日、自由組合のグランドマスター、ユウキからある依頼を聞かされる。その内容は、イングラシア王国と神聖法皇国ルベリオスに挟まれた「コリウス王国」で起こっている王位継承争いの内情を探って欲しいというものだった。リムルは〝サトル〟という名でコリウス王国に潜入捜査を開始。だが、事態は一国の王位継承争いに留まらず、悪魔や吸血鬼の思惑も絡み合い、混迷を極めていくーー!
かつて「厄祭戦」と呼ばれた戦争が終結してから約300年。三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)は、火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。CGSへのクーデターを決意した少年達のリーダー、オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。
卒業するだけで人生の成功が約束されるという、「私立 希望ヶ峰学園」。“超高校級”と呼ばれる、突出した才能を持つ生徒たちだけが集められるエリート高校への入学を抽選によって許された苗木誠。学園の門に足を踏み入れた途端に身体を走る衝撃。そして次に目を覚ました時、彼は14人の仲間たちと封鎖された校舎に閉じ込められていることを知る。戸惑う苗木たちに学園長を名乗る「モノクマ」は、「これからみなさんには一生、ここで暮らしていただきます。学園から卒業したければ、仲間を殺さなければなりません」と告げて…。
とある雑居ビルの308号室。その部屋の扉には、こう書かれている。《NEET探偵事務所》It’s the only NEET thing to do.そこを根城とするのは自らを“ニート探偵”と呼ぶ少女・アリス。部屋から出ないひきこもりで、ネットを駆使して真実を暴きだし、事件を解決する。そのもとに集うのは、16歳の高校生ナルミとニート探偵団。多くの人にとってはどうでもよくて、でもほんの少しの人にとってはかけがえのない事件。これはそんな事件をめぐる、ちっぽけだけど温かな物語。
統合暦2099年―― 不死の王国を統べていた、伝説の魔王・ベルトールが滅びを迎えてから500年―― 魔王再臨の刻、来たれり。電子荒廃都市『新宿市』。天を貫く超高層ビル群、錯綜する極彩色のネオン光―― 魔導工学の技術革新によって栄光ある発展を遂げた、究極の未来都市。魔王が降り立った世界は、かつての絶対支配者を置き去りに、驚愕の進化を果たしていた――。巨大都市国家が手にした、華々しい繁栄。しかし……その裏に隠されていたのは―――恐るべき“闇”だった。輝かしくも荒んだ“新たな世界”を再び支配すべく、魔王は未来を躍動する!
深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に堕としてくれる・・・子供たちの間で広がった都市伝説のような噂だったが実は本当の事だったのだ。彼女の名前は、閻魔あい。普段は目立たない少女が怨みの感情に共鳴した時、彼女は地獄少女に変身する!・・・だがそこには伝説には語られていない、少女との契約があった。「人を呪わば穴二つ。相手を地獄に送る代わりにあなたの魂も死後地獄に行く事になるわ、それでもいいの?」
福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。殺し屋、探偵、復讐屋、情報屋、拷問師etc――、裏稼業の男たちの物語が紡がれる時、『殺し屋殺し』は現れる――。第20回電撃小説大賞《大賞》受賞作!