名門デリコ家の貴族であり、将来を嘱望されている《血盟議会》のエリート議員、ダリ・デリコ。吸血種たちの最高統治機関である《血盟議会》からある任務を命じられるものの、ダリはにべもなく断ってしまう。業を煮やした同期議員であるゲルハルト、ディーノ、エンリケが説得に向かうと、そこには自ら幼子をあやすダリの姿が。一方巷では、吸血種を狙った謎の連続殺人事件が発生。その黒幕と思われる反社会組織《ペンデュラム》と、ダリの間には、なにやら過去の因縁があるようで……。『血と誇りにかけて、任務と育児の両立──成し遂げてみせようではないか!』吸血種の貴族たちによるノブレス・オブリージュ育児奮闘記。壮麗なゴシックワールドで巻き起こる、絶対的任務と誇りにかけたドタバタ育児は、果たして両立することができるのか!?
「F4」、フォーミュラ4。「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、現在はとある理由によってスランプの渦中にある。取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを目の当たりにする孝哉。その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを自身の裡に蘇らせる……。それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、悠を応援しその夢を叶えようと決意。いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく――。
それでも人は己に言い続けなければならない考えろと―――油泥海に囲まれた小さな島、尖端島(せんたんとう)。70年前の戦争で南大陸自由圏に吸収されたこの島で、アキユキは母と二人暮し。父親は現在別居中で、小さな診療所を一人で営んでいる。ある日、アキユキは親友のハルやフルイチと通学中、共に爆破事件に巻き込まれる。爆発によって生まれた謎の光を腕に受け、アキユキはザムドと呼ばれるバケモノに変身してしまう。自我を失い、暴走するザムドの元に現れたのは、赤い髪をした異国の少女、ナキアミだった・・・・・・。ナキアミはザムドの暴走を止め、国際郵便船ザンバニ号へとアキユキを連れ帰る。ザムドの力を制御できるようになることと、いつか尖端島に戻ることを目的に、アキユキはザンバニ号の仲間と世界を巡っていくのだった。
この世界には、変な奴らがいる。短いと数日、長いと何百年も生きてある日パタッと消えてしまったり。名前も人格も変わったり、どこかの誰かのふとした思いつきで突然現れたり。この上なく変な存在なのに、ゆる~く普通に受け入れられてて、そして上司からはこき使われる。これはそんな変な奴らのお話。
「彼」と世界の愉快な仲間達を描いた、ワールドワイドなヘタレストーリー!女の子が大好き、陽気で憎めない「イタリア」と、厳格できまじめな「ドイツ」を中心に「日本」「イギリス」「アメリカ」「フランス」などの人物が繰り広げる、コミカル・ショートストーリー!!1話約5分のショートスタイルにゆる~い笑いを詰めこんでお届けします♪
地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム。二人の出会いからすべてが始まった…!今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー連載「うる星やつら」。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを4クールに渡ってテレビアニメ化!大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディ。
女の子が大好き、陽気で憎めない「イタリア」と、厳格できまじめな「ドイツ」を中心に「日本」「イギリス」「アメリカ」「フランス」などの人物が、ためになる世界史のエピソードや文化・習慣にちなんだやりとりをコミカルにくり広げる!!1話約4分のショートスタイルにゆる~い笑いを詰めこんでお届けします♪
杉元とアシㇼパの新たな旅が始まる!! アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル、新章開幕ッッ!!! 極寒の地・樺太で「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシㇼパが再会を果たした後、キロランケの死に直面したアシㇼパが金塊の謎を解く鍵を思い出し、杉元とアシㇼパの間で相棒の契約も更新されるに至った。だが、杉元が第七師団の支配下にある状況に変わりはない。アシㇼパ確保の報を受けた鶴見中尉との対峙が迫る中、共に過酷な旅を生き抜いた白石由竹、谷垣源次郎、月島軍曹、鯉登少尉は各々の目的や役目に従ってどのように動くのか?一方、第七師団と金塊の争奪戦を繰り広げる新撰組「鬼の副長」土方歳三の一味は、引き続き残った刺青人皮の捜索を継続。さらに、杉元らの前から姿を消した尾形百之助の存在も情勢に影響を及ぼす可能性を秘める。北の大地を舞台に再び過熱していく一攫千金サバイバルの行方から目が離せない!
ハオがシャーマンキングとなり、戦いの幕を閉じたシャーマンファイトから、14年後のふんばりが丘。ハオの弟であり、その兄と最終決戦を戦った伝説の戦士・麻倉 葉の一人息子・麻倉 花は、シャーマンとしての才能を発揮出来ず、鬱屈した生活を送っていた。その花の前に、もうひとつの麻倉家を名乗る二人が現れ…。次世代シャーマン達の物語が幕を開ける!
「私と決着をつけたいのなら、キムラックに来なさい」義姉・アザリーの残した言葉を追って、オーフェン達は魔術士と激しい対立を続けるキムラックへと向かう。突如、悲鳴が聞こえ駆けつけると、おびただしい死体の山の中、果敢に敵と戦う女剣士メッチェンと遭遇する。オーフェンは彼女に加勢するのと引き換えに、キムラックへの案内を依頼する。敵を壊滅し、やがてキムラックにたどりついたオーフェン達を待ち受けていたのは、クオを首長とする魔術士の暗殺を担う≪死の教師≫たちだった。オーフェンが最後にたどり着く《天使と悪魔の真実》とは。アザリーがこの地に誘った本当の意味とは?様々な思惑が交錯し、壮大な物語が動き始める!