この世界には、変な奴らがいる。短いと数日、長いと何百年も生きてある日パタッと消えてしまったり。名前も人格も変わったり、どこかの誰かのふとした思いつきで突然現れたり。この上なく変な存在なのに、ゆる~く普通に受け入れられてて、そして上司からはこき使われる。これはそんな変な奴らのお話。
未来を掴む、この音楽で―近未来。飽和状態となったHIPHOPカルチャーから新たなムーブメント“幻影ライブ“が誕生。アーティスト達は“ファントメタル”と呼ばれる金属を含むアクセサリーと自身のDNAとを化学反応させることで感情とリンクした幻影を創り出し、華麗なステ―ジで若者達を熱狂させていた。そんな中、それぞれの音楽ジャンルで人気トップを走る「BAE」「The Cat’s Whiskers」「cozmez」「悪漢奴等」に、伝説のクラブ“CLUB paradox”で開催されるという謎の大会『Paradox Live』への招待状が届く。様々な理由を胸にバトルへの参加を決める4チームだったが、『Paradox Live』開催の裏には、想像もつかない巨大な思惑が隠されていた・・・光と闇が渦巻く幻影ステージバトルが今、幕を開ける―!
天才魔法律家――六氷透(ムヒョ)と、その助手ーー草野次郎(ロージー)が帰ってきたーー!名コンビ、ムヒョとロージーの前に現れたのは、全国九十九カ所に魔法律事務所の支部を持つ、ゴリョーグループの総帥、五嶺陀羅尼丸。そして、その助手である恵比寿花夫であった。両者は、魔法律家のプライドを賭け、勝負をする。そして、その果てに、ムヒョとロージーの関係に、決定的な亀裂が生じることにーー!二人は、それぞれにはだかる試練に立ち向かい、ふたたび、最強のコンビを目指す!
13年前、突如始まった怪人と大戦隊との存亡をかけた戦い。だがこの戦い、実は茶番劇?!とうの昔にアジトは陥落、怪人幹部も全滅、残った下っ端戦闘員ダスターズは、大戦隊と結ばされた秘密の協定<毎週末、地上侵攻し敗れ散る>を繰りかえす日々。この敗け続けの人生に、やさぐれた戦闘員Dは遂に立ち上がる!
「私と決着をつけたいのなら、キムラックに来なさい」義姉・アザリーの残した言葉を追って、オーフェン達は魔術士と激しい対立を続けるキムラックへと向かう。突如、悲鳴が聞こえ駆けつけると、おびただしい死体の山の中、果敢に敵と戦う女剣士メッチェンと遭遇する。オーフェンは彼女に加勢するのと引き換えに、キムラックへの案内を依頼する。敵を壊滅し、やがてキムラックにたどりついたオーフェン達を待ち受けていたのは、クオを首長とする魔術士の暗殺を担う≪死の教師≫たちだった。オーフェンが最後にたどり着く《天使と悪魔の真実》とは。アザリーがこの地に誘った本当の意味とは?様々な思惑が交錯し、壮大な物語が動き始める!
キムラック教会総本山での戦いは、オーフェンの義姉アザリーの犠牲によって終結した。行方知れずとなったアザリーを探すため、オーフェンの旅は続く。道中、オーフェン一行は謎の女剣士ロッテーシャと出会い、彼女を巡る騒動に巻き込まれてゆく。ドラゴン種族の≪聖域≫からの暗殺者との衝突。かつての兄弟子との再会。やがて明らかになるロッテーシャの正体とその目的。オーフェンの新たな戦いが始まった。