高校三年の冬。残りわずかとなった高校生活。このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。突然、彼が帰ってくるまでは。中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。季節外れの転校生との再会は、「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、小さなスタートの合図を響かせた。
南波刑務所(ナンバケイムショ) 海上に浮かぶ孤島にして、難航不落の巨大刑務所。屈強な看守達と世界最高水準のセキュリティに守られたこの刑務所から脱獄できる者は、何人たりともいない・・・はず!?謎の枷を持つ天才脱獄囚・ジューゴ(囚人番号15番) 女好きのギャンブラー・ウノ(囚人番号11番) 喧嘩上等食道楽・ロック(囚人番号69番) 持病持ちのオタクっ子・ニコ(囚人番号25番) 13舎13房に集う、ちょっと変わった4人の囚人。彼らの脱獄を阻む為、日々ダッシュする最強看守の双六一!!個性豊かな囚人・看守達の最高にピュアでバカな物語が、この刑務所で幕を開ける!!
「ねえ知ってる?この学園の七不思議にまつわる奇妙な噂」旧校舎 3 階女子トイレの 3 番目には『トイレの花子さん』がいて、大切なものと引き替えに願いを叶えてくれるという。かもめ学園の七不思議・トイレの花子くんと、その助手になったオカルト少女・八尋寧々。怪異事件ばかりが起こるこの学園で、彼らは平和な日をどう過ごしているのか。これは本編では描かれない、ゆる〜い放課後のひととき。
ねえ、知ってる?かもめ学園の七不思議、七番目の噂話。旧校舎3階の女子トイレ。そこには花子さんがいて、何かひとつを代償に呼び出した人の願いを叶えてくれる。呼び出し方はノックを3回。そして――「花子さん、花子さん、いらっしゃいますか?」七不思議七番目『トイレの花子さん』こと“花子くん”と縁を結んだ少女・八尋寧々。祓い屋の少年・源 光。2人は花子くんと共に、改変された七不思議や怪異たちの噂を元に戻すため、日々奔走していた。ある日、花子くんは言う。七不思議の中に裏切り者がいる、と。寧々たちは裏切り者を炙り出すため、七不思議の依代を破壊していく。二番目『ミサキ階段』、五番目『16時の書庫』を壊し、残る七不思議は『トイレの花子さん』を含めると五つ……一方、その裏で花子くんの弟・つかさは、七峰 桜、日向夏彦、そして新たに七不思議三番目『カガミジゴク』となったミツバと共に、寧々たちがまだ見ぬ七不思議に近づいて――
“エンドオブザワールド”は誰の手に……!? とある海にぷっかりと浮かぶ『エグー島(とう)』。 この島の唯一の娯楽は歌姫“エンドオブザワールド”。 村人たちは日々、彼女の歌声に酔いしれていた。 しかし、そんなのどかな時間は一瞬で壊れる。-歌姫の失踪-この事件以来、島は『怒り』『疑心』『不安』で溢れてしまう。そして、それぞれの思惑が動き始める……。 “エンドオブザワールド”を巡る、ペロペロ大戦争! その運命を握るのは……、伝説の遺産『エグミレガシー』