星奏学院は音楽科と普通科が併設された伝統ある高校。普通科2年生の日野香穂子は、ある日、学院に住む音楽の妖精・リリに見出され「魔法のヴァイオリン」を託されてしまった。魔法のヴァイオリンを手に権威ある学内コンクールに挑む事になった香穂子だが、 コンクール参加者は、音楽科のエリートばかり。 香穂子を取りまく恋、友情、そしてコンクールの行方は…。
大気汚染、自然破壊……地下には毒素がたまり、海からは魚影が消えた地球。人類は死にゆく地球を守るため、なりふり構わぬ手段を尽くす「S.D(スペリオルドミナント)時代」に入った。樹立された「特殊政府体制」――それは完全な生命管理の社会であった。コンピューター管理社会の中で、整然と悩むことなく生きる人間達。その一方で、体制の中でつまはじきにされた、特殊な能力を持つ者たち「ミュウ」の存在があった。かれらは体制を揺らがせる存在として、見つかり次第抹殺された。彼らは政府の目から逃れ、息を潜めて考える。自分達は何者なのか。何のために存在するのか。地球システムの真意とは何なのか。自分達をひたすらに退ける人間達に、自分達の存在を認めてもらいたい。そして、故郷・地球の土を踏みしめたい……。その強い想いから、彼らの地球を目指す旅が始まる 。
坂の途中にある古びた下宿・五地荘に越してきた青年・天和響。「俺、教師になりたいんです!」と夕日に吠えるが、職もなければ金もない。大家のるるばあさんは、家賃回収のため容赦なくマグナムを構える。坂の上の門構えも立派な学校、青鞜三ノ宮学院中等部に職を求めて乗り込んだ響であったが、女尊男卑の学院長にきっぱり「我が校は女性教師しか採用致しません。」と門前払いをくらう。途方にくれる響に、るるばあさんが不気味に囁いて・・・ここから始まる大変身!ルージュにチーク、ブラにスカート、仕上げは首にチョーカーつけて、みるみる内に見目麗しい「天和ひびき」の出来上がり!さあ学院長とのリターンマッチ!ひびきに課された採用試験は、50mを転ばずに走れない14歳の女の子・樟葉楓子とのマンツーマン公開模擬授業であった。 女装の男性=教師と、14歳の女の子=生徒…。学校にいるときゃ女と女、課外授業は男と女、教師と生徒は女と女、男と女は10歳違い!!