27歳、過労死――。こんな死に方は嫌だと思った矢先、神様が目の前に現れた。「異世界に転生して、人類が存続するべきかどうか見極めて欲しい。代わりに特別な力をあげよう」それを聞いた主人公・みどりは、過酷な暮らしに疲れた心を癒やすため、思わずこう願ったのだった。「もふもふ……もふもふ! したい!! この疲れた心を癒してくれるのは、可愛い動物のもふもふしかないの……!」そんなこんなでみどりは異世界へ転生して、幼女・ネフェルティマとなる。ネマは《人間以外の生物から好かれる力》を授かっていた。動物はもちろん、白虎やドラゴンなどの聖獣、はてはゴブリンやフローズンスパイダーなどの魔物までもが、どうしてか彼女を好きになってしまうのだ!しかしそんな彼女にも過酷な運命が待ち受けており――。人間と生き物たちとの共存を目指してがんばるぞ!ネマのもふもふなでなでライフ、始まります♪
秋名最速の称号を持つ元走り屋を父に持ち、トレノAE86、通称“ハチロク”で峠を攻める天才走り屋・藤原拓海の成長を描く青春ドラマ。究極のドライビング・テクで群馬エリア敵なしとなった拓海は、前作「Fourth Stage」にて高校を卒業を機にレッドサンズの高橋涼介率いる県外遠征用スペシャルチーム「プロジェクトD」への参加を決めた。「プロジェクトD」の目的はネット上で挑戦者を募り、ストリート限定でバトルを通してスピートを追求し、コースレコードを打ち立てることであった。「Fifth Stage」ではプロジェクトDが新たな走りの聖地として神奈川エリアを攻める。究極のダウンヒルロード箱根を舞台に、チーム246、カタギリSV、サイドワインダーといった実力チームが次々とハチロクの前に立塞がる・・・。関東最速をかけた男たちの熱いステージがいよいよ幕を開ける!
ある日、地球はグレイ型エイリアンに襲われた。 エイリアンの攻撃になすすべもなく壊滅状態の航空自衛隊を救ったのは、 実在するはずのない人間の顔を持つ“伝説上の生き物”だった。 国家はその事件で彼らが地球で共存していたことを初めて認識することとなり、 彼らを≪境界人≫と呼び監視下においた。 そして数年後……移民や不可解なテロ事件が発生し、混沌とする世界にある機関が発足された。それが≪マージナルサービス≫ ≪境界人≫専門の犯罪を取り締まり、その存在を徹底的に隠蔽する機関である。 舞台はジャパン澁宿…… 集められた精鋭たちがジャパンの誇り“ニッカポッカ”をまとい、 日夜≪境界人≫と対峙しながら地球を守る物語である。
「やがて王妃の胎の内より出でし双子のうち、女児を誅すべし。その者、生まれ出てより十と六の歳月を経た運命の日、世界を滅ぼす者なり。世界の秩序を打ち砕き、混沌をもたらす猛毒なり。」<聖グレンデルの托宣>がラインヴァン王国にもたらした不吉な預言により、一人の王女の運命が大きく変わる。生まれたばかりの王女は秘密裏に抹殺され、存在自体が王室の禁忌として封印された。いつしか<廃棄王女>という言葉だけが残り、月日は流れていった。しかし<廃棄王女>は生きていた。それがパシフィカ・カスールである。小さな村で義兄シャノン、義姉ラクウェルと平凡な生活を送っていた彼女だが、育ての父が死んでから、運命は大きく動き出す・・・。
帝国暦488年(宇宙暦797年)、ラインハルトは門閥貴族連合との内戦に勝利し、名実ともに銀河帝国の最高権力者となる。しかし、自らの半身ともいうべきキルヒアイスを喪った哀しみは、彼の心に暗い影を落としたままであった。時を同じくして、自由惑星同盟では、救国軍事会議によるクーデターを鎮圧したヤン・ウェンリーが、名将としての声望をますます高めていた。しかし、権力に固執する同盟政府の政治家たちは、ヤンへの警戒心を強めていく。翌年、銀河帝国軍はイゼルローン要塞の奪還作戦を開始した。過去も現在も難攻不落を誇る軍事拠点に対し、ケンプ提督率いる帝国軍は驚くべき攻略法をもって攻めかかる。それは、これまでの歴史にない戦闘の始まりとなるのであった。
時代劇を一躍エンターテイメントの主流へと蘇らせたネオ時代劇!!父を殺し、母を攫った剣客集団『逸刀流』に復讐を誓う少女・浅野凜は、「百人斬り」の異名を持ち、己の身体に血仙蟲という虫を寄生させることで不死の肉体を持った剣士・万次を用心棒として雇い、仇討ちの旅に出る!!
はるか未来、地球と呼ばれていたかもしれない惑星。そこでは全身を機械化したサムライ達が、長きにわたり戦を行い、大地は焦土と化していた。ようやく大戦が終わり、人々は再び田を耕し、生きていくには困らない程度の米を生産できるようになったそんな時代――。深い山々にかこまれ湿潤な気候に恵まれたカンナ村も大戦時の痛手から立ち直り、米の収穫に恵まれていた。だが、村人たちは、米の出来ばえに喜んでばかりもいられなかった。毎年やってくる黒い脅威、「野伏(のぶ)せり・・・かつて戦場を彩っていた機械化されたサムライ達のなれの果て」が襲ってくるのだ。戦争の終わった今、彼らは生きる目的を失い、徒党を組み、村々を蹂躙し容赦なく米を奪っていく。抵抗には死!米を作ることしか知らない農民たちは野伏せりたちの襲撃を受け入れる以外、生きる術を持たなかった。だが、カンナ村の長であるギサクは、稲穂の実りを視察に来た野伏せりに対して、徹底抗戦を唱える。村人からあがる反対意見。しかしギサクには野伏せりを撃退する妙案があった・・・。
冥府の世界において、死者が生前に犯した罪を裁き処罰を下す場所……それが閻魔大王率いる「十王庁」。その補佐を行う「閻魔庁召喚課」で働く都筑麻斗は、パートナーの黒崎密と共に様々な難事件に挑み続ける。
最強のケンカ屋を目指して、意気揚々と統道学園へと入学した凪宗一郎と、その相棒のボブ牧原。ところがこの統道学園は、彼らよりもはるかに超人的な強さを持つ猛者がひしめく、とんでもない場所だった。宗一郎とボブは学園をシメようと手近にいた謎の変身女・棗真夜や、線が細くひ弱そうな高柳雅孝にケンカを吹っかけるものの、余りにも強すぎる二人によってあっけなく返り討ちに。次元の違う強さに驚愕しつつも、自分たちはまだまだ強くなれることを知った二人は、棗真夜率いる柔剣部へ入部を決意するのだった。
2007年、人々はネットワークゲーム「The World」に熱狂していた。その中で“呪紋使い”を使うプレイヤー・司は、自分の身に起きた異変を抱えたまま一人で彷徨っていた。一方、この「The World」に起こりつつある大きな“異変”を憂い、プレイヤー・昴は“紅衣の騎士団”を率いて……。