養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜"ワルプルキスの夜"には外に出てはならないと告げる。 その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく―――――― 前世からの仲間という"戒めの手(ツヴァイルト)"の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は―――そして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか・・・・!?
変わり果てた東京卍會を救うため、12年前にタイムリープして黒龍との聖夜決戦を勝利に導いた花垣武道(タケミチ)。裏切り者の稀咲鉄太を除名することにも成功したが、なぜか現代の状況は悪化する一方だった。決意を新たに再びタイムリープしたある日、東京卍會は天竺と名乗るチームの襲撃を受けてしまう。混乱するタケミチの前に現れたのは、天竺の特攻服を纏った稀咲だった。東卍史上最大にして“最後”の抗争に向けて、人生のリベンジは続く!
百年戦争が続く戦乱の世。家族も友もいない孤独な剣士ガッツは、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィスに強さを認められ、入団する。彼は、数々の戦闘で圧倒的な強さを見せると共に、次第に仲間たちやグリフィスとの絆を深めていく。やがて、鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスの目指す「夢」へのはじめの一歩にすぎなかった。一方、ガッツは、グリフィスの「夢」に取り込まれ剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき「夢」が二人に与えた、恐るべき宿命を──