最強の殺し屋がいた その名も坂本太郎――。全ての悪党が恐れ、全ての殺し屋が憧れたその男は――ある日、恋をした‼コンビニで働く葵に一目ぼれした坂本は、あっさりと殺し屋を引退。結婚、娘の誕生を経て、のどかな街で個人商店を営む坂本は、かつての面影が無いほどに……太っていた‼愛する家族との平和な日常を守る為、元・伝説の殺し屋が、次々と迫りくる刺客に挑む。日常×非日常のソリッドアクションストーリー、ここに開幕‼
勇者マックスが魔王を倒して、早10年――。急速に発展した社会のお荷物となったマックスは、自堕落な生活がたたり、見るも無惨なおっさんに成り下がっていた。そんな男の前に現れたのは、10年の時を経て復活を果たした魔王だった!力の大半が戻らず幼い姿となった魔王は、くすぶる男のために決意する。「余がそなたの面倒を見てやると言っておるのだ!」どん底勇者と最弱魔王が繰り広げるドタバタなワンルームライフ!ところが、その裏ではかつての勇者パーティが世界規模の陰謀を企ていて……!? 行き着く先は再度の死闘か、あるいは――。
舞台はとある国にある街モーストシティ。古びたビルの2Fに『月刊モー想科学』を発行する小さな出版社があった。『月刊モー想科学』は奇想天外で「も~びっくり!」な事件、科学者でも「も~無理!」なオーバーサイエンスな現象を記事にしている科学雑誌である。スタッフは美人編集長と編集者のタロー・J・鈴木だけ。それに加えてアシスタントの小学生ジロー・田中と犬のサブローがいるのみだ。編集部はいつも空で、タローとジローとサブローは同じビルの1Fにある喫茶『岩(ロック)』に入り浸っていた。ある日、科学者のゴロー・佐藤が相談に訪れたことから、奇想天外な物語が始まるのだった……。